ヌートバーが年俸調停で希望額通りの大幅昇給 約4倍の4億5500万円に

カージナルスのヌートバー

　カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手（27）が球団との年俸調停の公聴会を経て、希望額の295万ドル（約4億5519万円）を手にした。球団側の提示額は245万ドル（約3億7804万円）だった。

　審理は今月5日に行われ、ジャニス・ジョンストン、アレン・ポナック、ジョン・ストウトの3人の弁護士が担当。12日（日本時間13日）に結果が発表された。

　ヌートバーは昨季、打率.244、12本塁打、45打点。開幕からケガで離脱し、4月12日に復帰したが、5月29日から7月8日までわき腹のケガで再び離脱した。それでもメジャーリーガーとしての安定した活躍が評価された。

　この日はヌートバーのチームメートであるブレンダン・ドノバンの調停結果も発表され、こちらはドノバンの希望額330万ドル（約5億919万円）ではなく、球団提示の285万ドル（約4億3976万円）に決定している。

　ヌートバーはロースター在籍期間が3年を超えたところで、このオフ初めて調停権を獲得していた。23年の年俸は73万2400ドル、24年が76万1000ドルだったが、今季は約4倍の大幅昇給を勝ち取っている。