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ヨ・ジング、映画「クォン・ボブ」の“降板事態”、何が問題なのか?

THE FACT JAPAN / 2014年4月17日 13時56分

しかし、映画界ではある程度予想された結果だと言う。契約しても利益のためなら、堂々と契約を破ってしまう行為、俳優のことは考えずに無理やりに日程を決めてしまう行為など、一連の過程が全て合わさって発生したと分析している。
ある制作社の関係者は「マネジメント側では、ある俳優が人気を得ると、あれこれのすべてをさせるようとする傾向がある。作品を準備するためには最低限の時間が必要だが、それも考えずに片っ端からやらせる。俳優が消化できないほど。韓国最高に数えられる俳優たちは、一つの作品のために数ヶ月間準備する。制作社は、自身の作品に積極的に取り組もうという俳優と仕事をすることを欲しがる」と苦言を呈した。
あるマネジメント関係者は「お金に敏感な制作社や投資配給会社は利益をもたらしてくれる俳優だけをキャスティングしようとしている。契約自体も何の盾にならない。契約書に印鑑を押して突然破棄しても、文句を言えない。制作会社や投資配給会社がその俳優をこれから起用しないかもしれないという懸念で何の話もしていないのが現状。法的にも対応方法がない」とため息をついた。
実際にこれまで役者たちの作品降板問題は、持続的に提起された部分だ。特に助演の役者たちは制作会社の圧力に近い方法で降板を通知される。より良い条件の俳優がいる場合は、契約書にはんこを押したとしても退かなければならない状況。
所属事務所と制作会社が今回の事態について言及しながら同時に残した言葉がある。「幼い俳優が傷つかないでほしい」ということだ。しかし、4月から8月まで休む隙間なしで撮影を敢行した所属事務所や、男性主人公への信頼を壊してしまった制作会社、本当にヨ・ジングのことを考えた方は誰もいなかった。キャスティングに関連してのまともな信頼関係とそれに伴うシステムが構築されていない限り、「第2のヨ・ジング」がまた登場するという可能性は否定できない。


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