「泣く男」のチャン・ドンゴン、「興行への渇きがあった」
THE FACT JAPAN / 2014年5月8日 14時0分
[スポーツソウルドットコム|キム・ガヨン記者] 俳優チャン・ドンゴンが興行に対する期待を表わした。
チャン・ドンゴンは8日午前、ソウルで開かれた映画「泣く男」(監督:イ・ジョンボム)の制作報告会で「実は、個人的に興行に対する渇きがあります。うまくいったら良いなと思っています」と率直な心境を打ち明けた。
チャン・ドンゴンは、「グッドモーニング・プレジデント」(2009年)、「The Warriors War」(2010年)、「マイウェイ 12000キロの真実」(2011年)、「危険な関係」(2012年)など、着実に映画に出演してきたが、興行成績は低調だった。しかし彼は、去る2012年に放送されたドラマ「紳士の品格」で過去の人気を取り戻し、同作を通じてまだ健在していることを証明した。また今回、大ヒット映画「アジョシ」を手がけたイ・ジョンボム監督と息を合わせることになり、興行成功にも青信号が期待されている。しかしチャン・ドンゴンは、興行に対する大衆からの大きな期待を多少警戒していた。
彼は、「最近、僕が出演していなかった映画を見ながら、自分なりに“いけるか、いけないか”と占ってみたことがありますが、当たったことがあまりないんです。最近の興行というのは、映画を完成させて制作する人々の手から離れると、その後は予測できない側面がありますね。とにかく興行については、僕たちにできるものではないので、恥ずかしくない映画を作ろうというのが、より重要だと思います」と付け加えた。
最後に、「多くの観客の記憶に残る映画を作りたいです。一度見て忘れられてしまう映画は作りたくありません」と強調した。
映画「泣く男」は、たった一度のミスですべてを放棄して生きていた殺し屋のゴンが、組織の最後の命令で暗殺ターゲットとなった女性のモギョン(キム・ミニ)に出会うことになり、任務と罪悪感の間で葛藤する姿を描いたアクションドラマだ。来月5日、韓国で公開される。
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