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[INTERVIEW] 映画「神の一手」のイ・ボムス、「最も注目する後輩はJYJのジェジュン」

THE FACT JAPAN / 2014年7月4日 12時58分

映画「神の一手」でサルス役に扮したイ・ボムス|イ・セロム記者


俳優イ・ボムス(44)は、ジャンルを区別しない役者だ。本格的なコメディやメロ、ロマンチックコメディ、アクション、ノワールまで、あらゆるジャンルで様々な姿を見せてくれる。作品の出演も休む暇もなく続けている。今年はKBS2TVのドラマ「首相と私」を終えてすぐにMBCのドラマ「トライアングル」に合流した。2日には、彼の主演映画「神の一手」も公開された。
マスコミ試写会を終えた先月25日、イ・ボムスと会った。久しぶりに映画に出演したイ・ボムスは、マスコミと一般試写会後に聞こえてくる好評で、ご機嫌が良いようだった。
イ・ボムスは、今回の映画で賭け碁界の“絶対悪”であるサルスに扮した。サルスはテソク(チョン・ウソン)の兄を殺し、テソクまで賭け碁界に釣り込む重要な役で、残酷なヤクザでもある。イ・ボムスには申し訳ないが、サルス役が本当によく似合った。「役がぴったりでした」と言うと、彼は笑う。イ・ボムスは、他の悪役とは違うサルスを表現したかったと話した。
「組織暴力団がよく登場する映画の中のヤクザとは違うサルスを作りたいと思いました。映画『チャクペ~相棒~』の時にも組織暴力団の親分役をしましたが、それと大きく異なる印象を与えたかったんです。インテリジェントでありながらも、品のある姿を見せたかったです。頭の中では、ドイツの秘密警察が描かれていましたが(笑)…きちんとして隙がなさそうじゃないですか。寄り付きにくいほど近付くことができない“オーラ”が感じられる人物を描いたかったですが、よく出来たのかは分かりませんね」
一味違う悪役を見せようと努力したイ・ボムスは、外的な姿から変化を試みた。特に、最も重要に考えたのが髪のスタイル。9対1の比率でよくとかした髪は、サルスのポイントだそうだ。
「知的な組織暴力団の親分というコンセプトに合う、サルスのイメージを作ろうとしました。そのためにメガネを掛けたし、髪のスタイルもすっきりな感じで演出しました。ちゃんととかして整頓された髪がサルスによく似合いそうでした。最初は監督が丸く刈ることに近い髪のスタイルを提案しましたが、僕の考えではよく似合わず、むしろスッキリと後ろにした方が良さそうでした。しかし、映画でのように髪を頭にぴったりとくっつけるためには、ヘアジェルやムースなどではできません。それで、米国から直接空輸した最新のポマードで髪を演出しましたよ。撮影するたびに髪にポマードを塗って洗うことを繰り返し、本当に大変でしたよ」
見るだけでもゾッとするサルスが気に入ったと語ったイ・ボムスは、サルスの魅力として明確な性格をあげた。
「サルスは合理的でもありますが、思ったらすぐに行動に乗り出す行動派でもあります。つまり、簡潔で明確な性格です。それが、むしろ鮮明にサルスのことを見せることができると思いました」

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