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新ドラマ「大丈夫、愛だ」、予想外の不振!!反騰の可能性は?

THE FACT JAPAN / 2014年7月25日 14時21分

「大丈夫、愛だ」の第1、2話が水木ドラマ視聴率で最下位を記録した。|提供 SBS




今週スタートしたSBS「大丈夫、愛だ」が水木ドラマ視聴率最下位にとどまった。放送前からチョ・インソン(33)とコン・ヒョジン(34)のキャスティングで話題になったが、その期待に沿わない成績だ。
特にチョ・インソンとコン・ヒョジンの前作が大きな人気を集めたことを考えると、「大丈夫、愛だ」の不振は予想外と評価される。チョ・インソンは「その冬、風が吹く」で平均視聴率10%台半ばを記録し、コン・ヒョジンも「主君の太陽」で最高視聴率20%を達成した。両作品とも第1話で最低視聴率を記録したが、いずれも10%は超えた。
「大丈夫、愛だ」は初回9.3%(ニールセンコリア全国基準)という悪くない視聴率で出発したが、2話は9.1%で0.2%ポイント下落した。地上波3社の水木ドラマの中で唯一に一桁台の視聴率という点と、同じ時間帯の前作である「君たちは包囲された」が継続して水木ドラマの頂上を守ったことをみると、残念な結果だ。
不振の理由としては、“難しい素材”が挙げられる。ドラマの主な内容は、推理小説家チャン・ジェヨル(チョ・インソン)と精神科女医チ・ヘス(コン・ヒョジン)のラブストーリだが、単純な恋愛ドラマではない。心の病を背負って生きていく現代人の人生と愛を、二人に投影して今の時代を語ろうとするのが作品のテーマだ。
「大丈夫、愛だ」の登場人物たちは、それぞれ“強迫性障害”、“関係忌避症”、“ツレト症候群”などの心の病を一つずつ持っている。また、精神科医のチ・ヘスが会う患者のそれぞれの事情も劇中で描かれる。こういうキャラクターを登場させ、人々が持っている偏見を破っていくのが製作陣の思惑だ。
しかし、作品に出てくる精神障害の素材に拒否感を感じる視聴者も一部いる。また、初回でチャン・ジェヨルの兄ジェボム(ヤン・イクチュン)が出所後、弟をフォークで刺す残酷なシーンと平気で出てくる“性”の話は、地上波ドラマとして品がないという評価もある。特にシンプルで優しい素材を利用したMBCの「運命のように君を愛している」、KBS2TVの「朝鮮ガンマン」と比べると、さまざまな年齢層が一緒に見るには適していないのは確かだ。
それにもかかわらず、「大丈夫、愛だ」にまだ視聴率反騰の可能性はある。チョ・インソンとコン・ヒョジンの前作も、ドラマの回を重ねるごとに視聴率が上昇した。第2話の数字が1話より軽く落ちたが、競争作との差は大きくない。
制作側のSBSも1、2話の視聴率に大きく気にしていない様子。SBSは24日、報道資料を通じて「広告主が注目する20〜49歳の視聴率で5.2%を記録した。これは水木ドラマの中で1位」と明らかにした。また1、2話が放送された後、ネット上などでは熱い反応が見られた。若者層の間でこのような好評が続けば、視聴率の引き上げもそれほど難しいことではない。
THE FACT|イ・ゴンヒ記者

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