新生KARAの逆転キーワードは「少女、成長、偏見を破る」
THE FACT JAPAN / 2014年8月19日 15時4分
新生KARAが復活に挑む。5人組のKARAは忘れてほしい。新しいエンジンをつけたKARAは、ギュリ、スンヨン、ハラ、ヨンジ 4人組だ。
18日午後4時、ソウル市内にあるSBSプリズムタワーで、韓国での6thミニアルバム「DAY&NIGHT」を発表するKARAのカムバックショーケースが開かれた。KARAは同日の午後12時、韓国の音楽配信サイトを通じて新譜を発売し、タイトル曲の『MAMMA MIA』(マンマミーア!)を公開した。同曲は、韓国の実力派作曲チームのイダンヨプチャギ(二段横蹴り)が心血を注いだ作品。KARAが持っている魅力を維持しながら、音楽性の成長がうかがえる強烈なビートのダンスナンバーだ。
ショーケースの序盤、会見の場で新生KARAは、「新しい気持ちで準備したアルバムです。久しぶりのことで緊張もしていますが、一生懸命がんばるつもりです。かわいく見守ってください」と覚悟を伝えた。声は震えたが、唇をかみしめた表情とことばから、決然とした意志が感じられた。
ニコルとジヨンのいないKARAのステージ。見慣れないようで馴染んだものだった。5人組ではないKARAがぎこちないかもしれないが、これまでの流れを守って付け加えた変身は、その空席を埋めてくれた。
メンバーたちは「成長した姿をお見せしたかったし、既存の姿に新しさを加えるべきだと考えました。新しく挑戦したワッキンダンス(Waacking Dance:アフロアメリカン種類のストリートダンス。激しく動く腕の動作が特徴)は、簡単にできるものではありませんでした。肩もこって体中が痛くてマッサージを受けたこともありました。今やっとその本来の感じをみせているわけですが、もっとがんばってすてきな振り付けを披露したいと思います」と振り付け練習での苦難を説明した。
新メンバー・ヨンジ(19)については「明るくてかわいくて礼儀正しい子」と口を揃え、ヨンジはいつもポジティブな自分を魅力ポイントとして、KARAに溶け込んでいた。歌、振り付け、動線、視線処理など易しいこと一つもないはずだったヨンジは、3人のメンバーらと息を合わせるために孤軍奮闘した。3人の既存メンバーには慣れたステージだが、何もかもが新しいヨンジの働きに、不断の努力がうかがえた。
高難度の振り付けにエネルギッシュな面を強調するが、コンセプトは「少女」だ。ハラは「ヨンジを除いて、メンバーらはみんな20代半ばですが、一歳でも若いうちに、最大限若く見せたいと思いました」と語って笑いを誘った。
以前KARAは、その特有のキュートな一面で、セクシーをみせてもキュートなセクシーと評価された。今回の新譜は、そのキュートさにエネルギーを加えて、長い歳月を支えてくれたファンらには申し訳ない気持ちを伝え、自分たちには成長とエネルギーをいっぱい満たすという、さまざまな意味を持つ。
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