幽霊から人魚まで、お茶の間に“ルネッサンス”到来!!

THE FACT JAPAN / 2014年9月1日 16時46分

人魚から幽霊まで、さまざまな素材を利用した複合ジャンルドラマがお茶の間を占領している。|CJ E&M、MBC、KBS




お茶の間にルネッサンス時代が到来した。これまで一律的なストーリーとくだらない素材などで視聴者のテレビ離れを招いた韓国ドラマが、様々なネタと新鮮な展開でテレビ劇場に再び視聴者の脚を戻している。多様性を強調した複合ジャンルのドラマは、視聴者の視線まで奪い、興行に成功しているのだ。
1日現在、地上波とケーブルチャンネルを合わせて韓国で放送されているドラマを見てみると、素材の共通点を見つけるのは難しい。それだけに視聴者の選択の幅が大きくなり、肯定的な評価を受けている。成長ロマンス、幽霊を退治する活劇、人魚と人間の愛など、テーマとフォーマットも多様。
月火ドラマは、ファンタジー時代劇(MBC「夜警日誌」)から、ミステリーとロマンスを合わせたロマンス(tvN「マイシークレットホテル」)まで、素材の幅が非常に広い。ロマンスドラマを標榜するKBS2TVの「恋愛の発見」も“恋愛のことをリアルに描き新鮮だ”という好評を受けている。
「夜警日誌」は朝鮮時代を舞台に幽霊を退治しながら宮を守る人たちの物語を描いた活劇で、初回から視聴率1位(ニールセンコリア基準)を守り続ける大人気のドラマ。チョン・イル、ユンホ(東方神起)、ソ・イェジ、コ・ソンヒなど青春スターたちの演技とストーリ構成はやや足りないという評価を受けつつも、ファンタジージャンルという点に重きを置く雰囲気だ。
「マイシークレットホテル」は、離婚した夫婦が7年ぶりに再会したのをきっかけに再び燃え上がるロマンスを描いている。ユ・インナ、チン・イハン、ナムグン・ミンなど出演陣の組み合わせだけでも関心を集めているが、前代未聞の殺人事件を登場させて犯人を捜していく過程をコミカルに描く面白い構成で、話題になっている。
水木ドラマでは、各ドラマの個性がさらにはっきりとなっている。ヒーロー時代劇(KBS2TVの「朝鮮ガンマン」)から人魚が主人公のロマンチックファンタジー(tvN「インヨ姫」)まで、新しいジャンル一色。
「インヨ姫」は人間になった人魚姫が憧れの王子さまとの愛を実現しようと苦労している物語を描いている。素材自体も新鮮だが、就活中の若者たちの苦情などの現実的な内容も盛り込み、好評を受けている。現在第4話までの平均視聴率は1%未満を記録しているが、ネットを中心に口コミで好評が急速に広がっているため、これからの成績に期待感を高めている。
また、人間になった天使の物語を描くKBS2TVのファンタジー成長ロマンス「ハイスクール:ラブオン」、農村を舞台にしたtvNの「黄金の巨塔」なども複合ジャンルの全盛時代の一員になっている。
複合ジャンルのブームは当分続く見込みだ。9月放送予定であるKBS2TVの新水木ドラマ「アイアンマン」は、刃物が体から生える男とそんな男を温かく見守る女性の物語を描いたファンタジーメロー。11月に編成されたMBCの「ミスター・ペク」は、ある日突然、青春を取り戻したお金持ちの物語を描く。
あるドラマ関係者は「視聴者のレベルがますます向上しているので、ドラマのレベルも高めるしかない」とし「その解決策として、複合ジャンルの多様な素材が提示されている」と説明した。
このように、複合ジャンルのドラマは、素材の枯渇などで活力を失ったお茶の間に新たな選択肢として浮上し、視聴者の多様なニーズに応えていると評価される。さらに多様な見どころや共感できる展開などでドラマの完成度も高めている。
特に新鮮な素材で視聴者の関心を集めているのは、韓国ドラマの新しい跳躍に肯定的なシグナルに間違いない。「ドラマ韓流」の第2全盛期が再びスタートされようとしている。
THE FACT|キム・ハンナ記者

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