故シン・ヘチョルさんの執刀医が取調べ終了「胃縮小術しなかった」

THE FACT JAPAN / 2014年11月10日 11時16分

故シン・ヘチョルさん。|KCAエンターテインメント


故シン・ヘチョルさんの腸狭窄手術を執刀したS病院のカン院長が、9時間に及んだ警察取調べを終えた。
カン院長は9日午後2時45分頃、ソウル松坡(ソンパ)警察署に出頭した。現場で待っていた報道陣に対して彼は「ご遺族の方々にお悔やみ申し上げる」とし「私が責任をとる部分があればとる。詳しいことは警察で明かしたい」と述べた後、署内に向かった。
取調べは予想以上長引き、カン院長は約9時間後となる10日午前0時頃、警察署を出た。報道陣から「故人の死亡について責任はないと思いますか?」という質問に、カン院長は「取調べの結果が出るまで待ってほしい」と述べ、「胃縮小術は直接執刀しましたか?」という質問には「確実にやっていない」と述べつつ、術後禁食について十分な説明はあったのかについては「説明した。シンさんも過去入退院を反復しているので、分かっていた」と答えた。
一方、取調べを担当した警察関係者は「カン氏は場内の穿孔は自分が執刀した際にできたものではなく、その後に発生したもので、どうしてできたのか分からないという立場だ」と説明した。故人の同意なく胃縮小術を行ったことについては「胃と腸が癒着されていたので、それを分離する過程で胃壁が弱くなり、そのため胃壁を強化する術を実施しただけだ」と供述したと伝えた。また「それと関連してシンさんに説明し同意書もとっている」と主張したという。
故シン・ヘチョルは先月17日にS病院で腸狭窄手術を受けた。翌日退院した彼は、痛みを訴え再度病院を訪問したが、鎮痛剤だけを処方された。以来入退院を繰り返し、同月22日の午前、病室で倒れてしまい心停止となった。以後ソウル峨山病院に移され、腹腔内臓手術および心膜手術を受けたが意識不明は継続し、27日午後8時19分、低酸素虚血性脳損傷で死亡した。遺族側は故人の出棺式途中、式を中止して故人の遺体を病理解剖することにしたと表明。S病院を業務上の過失致死容疑で告訴し、解剖は国立科学捜査研究院に依頼した。
国立科学捜査研究院は今月3日、故人解剖結果を「心膜(心臓を包んでいる膜)の下部から0.3cmの大きさの穿孔(臓器の一部にいくつかの病的変化が起きたり、外傷によって穴が生じ、臓器のほかの部分と通じるもの)が発見された」とし「故人の死因は、穿孔による化膿性の滲出液(炎症の際,組織の変質と,それに伴う充血,うっ血などの循環障害が起り,障害を受けた血管から血液成分が血管外に漏れ出てきて,組織内や粘膜の表面などに集積したもの)が発生し、そのためできた腹膜炎と心嚢炎の合併症とみられる」と明らかにした。また「心膜の中からゴマのような異物が発見され、穿孔が手術部位に近いことを考慮すると、医療過失の可能性が優先的に考慮されなければならない」と説明。さらに「小腸の穿孔は、ソウル峨山(アサン)病院ですでに手術が行われため、小腸の一部が切除後に縫合された状態だった。今後病院から組織スライドと小腸からの摘出物を引き継ぎ、その後付加的な検査で最終的に医療処置の適切性を判断する方針だ」と伝えた。同院による最終結果は約1週間内に発表される予定だ。
THE FACT|芸能チーム

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