MBLAQ、解散説の中で咲いた“バラードの花”は…哀れで物悲しい

THE FACT JAPAN / 2014年11月25日 10時28分

MBLAQが25日午前0時、7thミニアルバム「冬」を発表した。|© J.Tune Camp


冬が待ち遠しかったのだろうか。MBLAQは冷ややかでしびれるほど変わっていた。これまでのタフでセクシーな男の魅力を少し消して、切ない別れに凍りついてしまった“試練男”に生まれ変わった。
25日午前0時に公開されたMBLAQの7thミニアルバム「冬」には、タイトル曲『春 夏 秋 そして…』をはじめ、『Live In The Past』『You Ain't Know』『大丈夫だというあのことば』『錆』など全5曲が収録されている。MBLAQならではの高品格バラードで構成した冬の贈り物だ。
1番トラックの『Live In The Past』はリーダーのスンホが作曲と編曲を務めたピアノ演奏曲だ。スンホは1stフルアルバムに続き2度目のピアノ演奏曲で感性を描いた。愛する人が忘れられなくて過去に閉じ込められた男の怒りと悲しさを哀絶ながらも強烈に表現した。
タイトル曲『春 夏 秋 そして…』はメンバーのG.Oが共同作曲作詞・編曲まで務めて誕生した。季節が過ぎて再びやってきた冬にも、相変わらず心に残っている愛に対する恋しさを描いている。感性的なR&Bナンバーは、5人メンバーの寂しい歌声とピアノのラインで今の季節にぴったりと合う。

『You Ain't Know』ではメンバーらの絶叫するようなボーカルが際立つ。この曲はスンホの実の弟が作った楽曲で、愛する人の後ろで見守るしかない男の寂しい気持ちを直説的に表現したR&B。
そして末っ子メンバーのチョンドゥンが作詞作曲した『大丈夫だというあのことば』は、メンバーたちの呼びかける力が強く感じられる歌声が一品。演奏は最小限にして別れを目の前にした男の切実な哀願を一つの声に収めた。
最後のトラック『錆』は、前作をアンプラグドバージョンでアレンジした楽曲だ。今回のバラードアルバムのために新しい色を着せた。いっそう成熟されたメンバーたちの歌声と表現力がオーディエンスたちを優しく包んでくれる。
この新譜を発表するまでは紆余曲折があった。わずか一ヶ月前、メンバーのイジュンとチョンドゥンの脱退説が浮上したからだ。今月末にコンサートが予定されている状況で、核心メンバーの脱退説にファンらは大きな衝撃を受けた。そんなファンのために、メンバーたちはもっと愛情を込めてデビュー以来初めてのバラードアルバムに挑戦した。
新曲のステージは音楽番組ではなく、コンサートのみで鑑賞できる。11月29日~30日の両日間、ソウルオリンピック公園内にあるオリンピックホールで開かれる「カーテンコール」コンサート以降、事務所とメンバーらの再契約問題が解決される見通しだ。それだけに今回の公演は踊るMBLAQではなく、歌うMBLAQが見られる貴重な舞台だ。
危機に迫られたことが理由なのか、今作はメンバーたちの寂しい感情と表現力がいっそう強く伝わってきた。ブラックのカリスマを脱いでグレーの感性を抱いたMBLAQのカムバックが嬉しいばかりだ。
THE FACT|パク・ソヨン記者

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