医師協会「故シン・ヘチョルの死因、医療過失と断定は難しい」と発表
THE FACT JAPAN / 2014年12月30日 17時35分
大韓医師協会(会長 チュ・ムンジン)は、故シン・ヘチョルさんの死因を解明するために実施した医療鑑定調査委員会の鑑定結果を発表した。
医師協会は30日、S病院のK院長が行った故人の手術について「胃の容積を減らす手術が実施されたと判断した」と述べつつ、死亡に至った経過については「手術中の医因性損傷によって心膜に穿孔が発生したものと判断し、術中または術後に小腸の穿孔とこれによる腹膜炎ができたものと判断した」と説明した。しかしK院長の医療過失とは断定しなかった。協会は「心膜の穿孔と小腸の穿孔は、手術中に発生する可能性がある合併症であるため、穿孔ができたことだけで医療過失があったと断定するには難しい」と強調した。そして「腹膜炎診断のために最小限の診察と検査は実施したが、患者の入院を維持しながら継続的な措置をとらなかった部分に問題があったと判断している。患者の協力がなかったことも、一定部分関係がある」と付け加えた。
今回医療鑑定調査委員会は、韓国カトリック医科大学の法医学教授であるカン・シンモン委員長を中心に、法医学、外科、胸部外科、映像医学、麻酔痛医学など、各部門の専門家9人で構成された。
THE FACT|パク・ソヨン記者
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