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大物芸人の妻暴行事件、検察は懲役6ヶ月・執行猶予2年を宣告

THE FACT JAPAN / 2015年5月14日 18時47分

芸人ソ・ウォンの傷害容疑に対する宣告公判が14日、開かれた。|写真:ペ・ジョンハン記者


芸人ソ・セウォン(59)とタレントソ・ジョンヒ(55)夫妻の泥沼戦は、とうとう終止符を打つだろうか。
14日、ソウル中央地裁では、ソ・セウォンの傷害容疑に対する宣告公判が行われた。ソ氏は懲役6ヶ月に執行猶予2年を宣告された。ソ・セウォンは先月21日に開かれた結審公判で、「妻を暴行した過ちは認めるが、首を絞める行為はしなかった」と主張した。しかし、裁判所はこの日、「ソ・セウォンがソ・ジョンヒの首を締めたのは否認したが、被害者の証言は非常に具体的であり、信憑性がある。CCTVなどによる証拠も十分にある」とし、懲役6月・執行猶予2年を宣告した。これにより、二人の裁判沙汰は少なくとも法律の線で一段落した。

昨年5月10日、ソ・ジョンヒはソウルの清潭洞(チョンダンドン)にあるビルの駐車場でソ・セウォンと口論となり、足を捕えられて引っ張られるなどの暴行を受けたと警察に通報した。以来、暴行と関連した捜査が始まった。しかし、両側の主張は異なり、挙句の果てには、互いに対する露骨な非難までが交わされた。ソ・ジョンヒは3月12日に行われたソ・セウォンの傷害容疑の公判で、「ソ・セウォンに性的暴行と同様な行為を受けたため、結婚することになった」とし、「彼から毎日のように暴言を受けた。32年間の結婚生活は奴隷生活と相違なかった」と暴露して、世間を驚かせた。これには執事と娘などの証言もあった。暴行から始まった事件は、プライベートの暴露戦にまで発展。結局二人の泥沼戦は、互いに傷を残したまま終わったわけだ。

32年間、韓国の芸能界で“仲良し夫婦”と呼ばれてきた二人だったが、その蓋を開けてみると、とんでもない真実が隠されていた。これから残ったのは、ソ・セウォンの控訴可否と、まだ続いている二人の離婚訴訟である。裁判所は、この日の公判でソ・セウォンに「二人は長い結婚生活をしてきており、同じ宗教家という点などを考えて、離婚訴訟中であるが、判決後は和解の時間を持ってほしい」と呼びかけた。果たして二人が和解をもたらすことはできるだろうか、世間の関心が集まる。
THE FACT|チョン・ジニョン記者

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