【コラム】ドラマ「プロデューサー」で確固たる“魅力”を確立したキム・スヒョン

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最近、猛烈にキム・スヒョ씨（氏）にはまっている。中国でも圧倒的な人気だそうだが、今、日本が韓流ブームであれば、間違いなく人気者となっていたであろう。残念でならなない。
私はもちろん「볕그대」こと、「星から来たあなた」（※いつも思うが、直訳ではなく、もう少し日本の感覚にマッチするタイトルにしてほしい）でスヒョン씨にはまったわけだが。　あのドラマには驚かされた。異星人と地球人の恋愛という、ありえない設定で、当初はアレルギー反応を起こして見もしなかったが、一度見てしまうと、見れば見るほどはまり込んでしまい、久々に夜更かしをしてまで一気見してしまったのだ。ありえない設定をふっとばしてくれたのは、功名に練られたストーリーとスヒョン氏の迫真の演技に他ならない。
一番、女性ファンの心を鷲掴みにしたのが、年上設定（と思われる）チョン・ジヒョン演じる地球人（チョ・ソンイ）との恋愛。スヒョン씨演じる異星人（ト・ミンジュン）は400歳ぐらいという設定だが、見た目はより若いということで。年上女性を健気に愛する“カワイイ弟ちゃん”キャラが大ヒットの要因であるとも思われる。

その味を占めたかどうかは定かではないが、「星から来たあなた」と同じ脚本家が書き下ろしたドラマ「プロデューサー」がスタートした。これも、まさしく設定が『별그대』と同じ。スヒョン씨演じる新人プロデューサーがコ・ヒョンジン演じるベテランプロデューサーに恋をする、という設定なのだ。年下男性が年上女性に恋をする。ありきたりなのに、ワタクシ、まんまとその戦略にはまってしまい、まさに、どっぷりとはまってしまっているのであった。
THE FACT JAPAN｜中西美穂