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「2015新大久保映画祭」がいよいよ開幕!7カ国17作品を上映

THE FACT JAPAN / 2015年8月14日 23時59分

もうひとり祝辞を伝える来賓として、鳩山由紀夫 元首相が登壇した。「映画というものは、こういうことを伝えたいというメッセージを伝えるもっともすばらしい文化」とし「新大久保が元気になり、日韓の人々が映画という文化の架け橋でより親しく結ばれていくように、映画際を開催することは大変嬉しいこと」と話した鳩山氏は、厳しい状況が続く中でも、互いが理解し合うことをあきらめず、日韓関係が改善されていくことを祈願した。

映画関係者では、「釜山国際映画祭」の初代実行委員長を務めたキム・ドンホ氏が祝辞を述べた。日本の諸映画祭のほか、韓国人が日本で作り上げる韓国の映画祭は「新大久保映画際が唯一」ということで、「日韓両国の友好を深められる意義を持っている」と語った彼は、今後、新大久保映画際がアジアの大きな映画際として成長していけるように、たくさんの支援をしていくことを伝えつつ、日本の観客が同映画際に積極的に参加してくれることを呼びかけた。

広報大使を務める俳優キム・グォンは、「未来に向かっての共生」という今年新大久保映画際のテーマを強調しながら、今回アジアの17作品が参加することで、これから世界中のいい作品も参加できるように、広報大使として励んでいくことを約束した。

次は日韓の実力派監督らと注目の俳優が登壇し、まず、韓国映画界の巨匠イ・ジャンホ監督から映画際の成功を願うあいさつが伝えられた。続いては、「国際市場で逢いましょう」のユン・ジェギュン監督がコメントし、この日会場に来る際に寄った新大久保である感動と運命を感じたが、それは14年前、新大久保駅で線路に落ちた日本人男性を助けようとして犠牲になった韓国人の故イ・スヒョン(李秀賢)さんが小学校時代の後輩であることを明かしつつ、「これまで忘れていた故人の存在を改めて思いながら、運命的なものを感じた」と敬意の気持ちを示し、彼の犠牲で日韓両国が和合を成したことと同じく、この映画際をきっかけに、もう一度両国が和を作り、共生して世界的な映画際になっていくことを祈願した。日中合作映画「スイートハート・チョコレート」の篠原哲雄監督は、過去新大久保で住んでいたことを明かしつつ、街との縁を語りながら「ここで映画際が行われることは、非常に喜ばしいこと」と、今回作品を上映することになったことを嬉しく伝えた。新大久保映画際で「スイートハート・チョコレート」の上映は、日本での正式公開になる前の上映だという。上映作と決定された韓国映画「私の独裁者」に出演したイ・ギュヒョンは、映画際に招待されたことを光栄に思うと感謝の気持ちを表し、これからは日韓で活躍できる俳優になりたいと抱負を語った。来賓からのあいさつ、祝辞が終わり、ここからは「2015新大久保映画際」の上映17作品が紹介。昨年と同様、プレゼンターからの作品プレゼンが行われた。

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