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映画「思悼」の監督が語る主演ソン・ガンホは?「彼を愛することになった」

THE FACT JAPAN / 2015年9月3日 20時38分

映画「思悼」を演出したイ・ジュンイク監督(右)。3日午後、ソウルで開かれた映画「思悼」の記者懇談会でイ・ジュンイク監督が英祖(ヨンジョ)役を演じたソン・ガンホの演技力を高く評価した。|SHOWBOX

『王の男』で1千万人の観客を動員したイ・ジュンイク監督の新作映画「思悼」の記者懇談会が開かれた。イ・ジュンイク監督は英祖(ヨンジョ)役を演じた国民俳優ソン・ガンホに対する厚い信頼を表した。3日、ソウルで開かれた映画「思悼」の記者懇談会でイ・ジュンイク監督は、同映画を制作するようになった理由と制作過程を説明した。イ・監督は「映画のタイトルは『思悼(サド)』であるが、思悼の父英祖の映画でもある」と強調した。彼は「英祖が米びつに向けて会話をする場面があるが、約9分程度の長い台詞だった。この場面は、王でありながら父である英祖の告白でもあるし、残酷な行為を正当化する部分である」とし「長いシーンを強引に進めていくことは演出者としてもとても危険な選択だが、ソン・ガンホという俳優を信じたので可能だった」と話し、耳目を集めた。続いて「やはりソン・ガンホという俳優を信じて、何の技巧なく演出したのが正しい選択だったということを、今日の映画を見て分かるようになった」とし「彼の演技を僕が評価する資格はないが、あの瞬間からソン・ガンホを愛するようになった」と付け加えた。一方、「思悼」は、父の英祖によって米びつに閉じ込められ、その八日後に死をむかえた思悼世子の物語りを再解釈し映画化した作品。ソン・ガンホとユ・アイン主演の「思悼」は9月16日韓国より公開される予定だ。THE FACT|ソン・ジヨン記者

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