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東京国際映画祭開幕、レッドカーペットにNU’ESTレンも登場

THE FACT JAPAN / 2015年10月24日 9時56分

(C)2015 TIFF

22日、六本木ヒルズ・アリーナにて第28回東京国際映画祭が開幕した。全長130mのレッドカーペットを、ヒラリー・スワンクやヘレン・ミレンなどのアカデミー賞俳優陣をはじめ、国内外の豪華なゲスト陣が歩いた。そんななか、NU’ESTのレンが、日本映画スプラッシュ部門の日本映画『知らない、ふたり』の主演俳優として登場した。金髪に持ち前の美しいビジュアルは、レンを知らない観客らの目をも引いていた。翌23日にはワールドプレミア上映され、今泉力哉監督、共演の青柳文子、韓英恵、芹澤興人とともに舞台あいさつに立った。同作は、『サッドティー』で男女の一筋縄ではいかない恋愛模様を描き注目された、新世代の恋愛映画監督が描く、すれ違いの群像劇。今泉監督は、レンの起用について「去年の今ぐらいにNU’EST(ニューイースト)との映画を作らないかとのお話をいただきました。そしてメンバーと会って、1時間ほど話しをしました。僕にとって挑戦にもなり、とても面白い機会をいただいたと思いましたので、オリジナルで脚本を書いてみました」と明かした。靴職人の韓国人青年レオン役を演じたレンは、緊張感を隠せない様子ながら「映画は初めてだったので緊張しましたが、スタッフの皆さんのサポートで上手にできました」などと日本語でトーク。共演の青柳文子はレンについて「撮影裏では歌ったり踊ったりして楽しい人でした。ちょっぴり下手な日本語がかわいいと思いました」と語ると、恥ずかしそうに笑ったレン。しかし、共演者と仲良く撮影ができた様子をうかがわせていた。『知らない、ふたり』は28日にも上映があるが、チケットはすでにソールドアウト。しかし、来年1月9日より新宿武蔵野館ほか全国順次公開が決定しているので、見逃した人はもう少しの辛抱だ。一方、今年の東京国際映画祭で、韓国作品は、アジアの未来部門の『オレの心臓を撃て』(ムン・ジェヨン監督)しかなく、韓国映画ファンには寂しいところ。しかし、この作品は人気俳優のイ・ミンギ&ヨ・ジングW主演のインターナショナル・プレミア。同じ日に精神病院に送られた25歳のスミョンとスンミンを中心に、一風変わった入院患者たちと厳しい医師・看護師らが繰り広げる、男たちの世界を描くもので、演技に定評のある若手2人が主演だけに期待できる作品だ。27日、29日に上演され、ムン監督のQ&Aもあるので、ぜひ足を運んでみては。THE FACT JAPAN|野﨑友子

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