パク・グニョン×南山芸術センター『哀れ、兵士』、フェスティバル/トーキョーで上演!
THE FACT JAPAN / 2016年9月20日 14時17分
「生きたかった人々」の記憶が投げかける、「いま、ここ」への問い劇団名でもある「路地」に生きる庶民の視点から、現代社会の諸問題に大胆に斬り込む、劇作・演出家パク・グニョン。『蛙』(2013)での元大統領をめぐる風刺表現をきっかけに助成金申請の辞退を強いられるなど、国家と芸術表現の間で格闘する彼が、南山芸術センターの協力を得て、この3月に発表した話題作がF/Tに登場する。2015年の脱走兵、1945年の朝鮮人特攻隊員、2004年のイラクで米軍に食品を納入していた業者、2010年に北朝鮮をのぞむペクリョン島付近で沈没した哨戒艇の乗組員たち。本作では、時間と場所の異なる4つの「生きたかった人々」のエピソードが併行して描かれる。国や社会に翻弄された彼らの生きた軌跡、時には笑いさえ交えた記憶の集積は、やがて重いパンチのような「歴史」となって、いまを生きる私たちに迫りくる。被害者/加害者とは誰を指すのか。戦争はどのように始まるのか。真の戦線は、どこにあるのか――。パク・グニョン ― 劇作家、演出家、劇団コルモッキル主宰1963 年生まれ。韓国芸術総合学校演出科教授も務める。代表作に『青春礼賛』、『代代孫孫』、『キョンスク、キョンスクの父』、『満州戦線』、『蛙』(アリストパネス原作)、『ヒッキー・ソト二デテミターノ』(岩井秀人作)など。日本でもタイニイアリス、上野ストアハウス、青森県立美術館などで公演を行っている。2010 年に演出した韓国版『眠れない夜なんてない』(平田オリザ作)は、大韓民国演劇大賞を受賞した。『哀れ、兵士』の上演情報○会場 あうるすぽっと○日程 10/27 (木) 19:3010/28 (金) 19:3010/29 (土) 14:00★10/30 (日) 14:00受付開始は開演の1時間前、開場は30分前★=終演後、ポスト・パフォーマンストークあり○上演時間 100分 (休憩なし)○言語 韓国語上演、日本語字幕○一般前売 全席指定 ¥3,500 (当日+500円)先行割引¥2,5005演目セット¥2,8003演目セット¥3,000学生 ※当日券共通。当日受付で要学生証提¥2,300高校生以下※当日券共通。当日受付で要学生証または年齢確認可能な証明書の提示¥1,0009月11日(日) 10:00 一般前売開始★=ポスト・パフォーマンストーク ゲスト ※その公演のチケットをお持ちの方は日時を問わず入場可(ただし終演後)10/29 (土) 14:00の回 パク・グニョン×市村 作知雄 (F/T ディレクター)キャスト・スタッフ作・演出パク・グニョンキャストチャン・ヨニク、ソン・ジナン、カン・ジウン、 ハン・ユンチュン、イム・ジヌン、ソ・ドンガプ、コ・スヒ、 クォン・テゴン、イ・ウォンジェ、イ・ホヨル、 キム・グッチン、キム・ウヌ、キム・ビョンゴン、 キム・ギョンイル、キム・ドンウォン、 シム・ジェヒョン、アン・ソヨン、シン・サラン、 ナ・ヨンボム、アン・ジファン技術監督パク・ミンス美術パク・サンボン舞台監督イ・ウンジュン照明キム・チャンギ照明操作イ・ミョンジン音楽・音響パク・ミンス音響操作ホン・スミン振付チェ・ソンホ衣裳・小道具ペ・ウンチャン、リュウ・へソンメイクチャン・ギョンスク、パク・へジン字幕操作チョン・ジヌン翻訳石川樹里制作イ・ホヨル、石川樹里、 チョウ・ユリム(南山芸術センター)、 ノ・ムン(南山芸術センター)共同製作ソウル文化財団南山芸術センター、劇団コルモッキル<東京公演>技術監督:寅川英司舞台監督:中原和彦照明コーディネート:佐々木真喜子(株式会社ファクター)音響コーディネート:相川 晶(有限会社サウンドウィーズ)字幕コーディネート:幕内 覚(舞台字幕/映像 まくうち)小道具コーディネート:小山内ひかり演出部:加藤由紀子制作:十万亜紀子(フェスティバル/トーキョー)主催:フェスティバル/トーキョー
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