『百想芸術大賞』テレビ部門大賞に「トッケビ」、映画部門大賞は「お嬢さん」
THE FACT JAPAN / 2017年5月4日 12時35分
「第53回百想芸術大賞」が3日、俳優パク・ジュンフン、女優兼歌手スジ(miss A)の司会でソウルのCOEX・Dホールにて開かれた。
テレビ部門はtvNドラマ「鬼<トッケビ>」が、映画部門では「お嬢さん」がそれぞれ大賞を受賞した。テレビ部門の作品賞はtvN「ディア・マイ・フレンズ」、映画部門の作品賞は「哭声/コクソン」が受賞した。
今回の授賞式は、各部門の候補にあがったスターライナップだけでも華麗だった。そして受賞者たちの感想も注目を集めるに十分だった。まず「鬼<トッケビ>」のキム・ウンスク脚本家は、大賞として名前を呼ばれると手を震えながらキム・ゴウン、コン・ユ、イ・ウンボク監督と抱きしめた。「私に大賞をくださるなんて、次回作を準備するときには、この重い賞が自分を小さくさせると思う」としながらまだ震える手で花束を握り、感激の気持ちを感じさせた。
「お嬢さん」のパク・チャヌク監督は、同映画の主役を演じてくれた役者たちの名前を呼び上げながら「私たち皆でいただいた賞」と喜びをともにし、「性別、性別のアイデンティティで差別される人がいない社会を作ることができるよう、投票するときには一度考慮してみてほしい」と所信を明かした。
「鬼<トッケビ>」のブームを巻き起こした主役コン・ユは、男子最優秀演技賞を受賞し、「数ヶ月前は燦爛とした神だったけれど、柔弱な人間に戻った」と笑いを誘いつつ「ここに立つのが怖い。この重くて大きな賞は軟弱な僕に気を引き締めさせ、もうためらわず、迷わずにやってほしいという賞として受け取る」と言い、スタッフらに「あなたたちとともにして、すべての時間がよかった」とドラマの名台詞で感謝の気持ちを伝えた。
tvNドラマ「また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」で女優としての新たな幕を切り開いたソ・ヒョンジンは、女子最優秀演技賞に選ばれると目を丸くした。そして「2年が過ぎているドラマを憶えていただき、まだ愛してくださってありがたい。この賞が自分にどんな意味を与えるものなのかをもっと熾烈に悩みたい」と涙をみせた。 THE FACT|キム・ギョンミン
◆「第53回百想芸術大賞」受賞作品および受賞者リスト
【映画部門】▲大賞:「お嬢さん」パク・チャヌク▲作品賞:「哭声/コクソン」ナ・ホンジン▲監督賞:「密偵」キム・ジウン ▲男子最優秀演技賞:「密偵」ソン・ガンホ ▲女子最優秀演技賞:「徳恵翁主」ソン・イェジン▲男子助演賞:「新感染 ファイナルエクスプレス」(原題「釜山行」)キム・ウィソン▲女子助演賞:「ザ・キング」キム・ソジン▲男子新人演技賞:「ザ・キング」リュ・ジュンヨル ▲女子新人演技賞:「恋愛物語」:イ・サンヒ ▲新人監督賞:「新感染 ファイナルエクスプレス」ヨン・サンホ▲シナリオ賞:「私たち」ユン・ガウン ▲男子人気賞:「あの日、兄貴が灯した光」ディオ(EXO)▲女子人気賞:「共助」ユナ(少女時代)
【テレビ部門】▲大賞:「鬼<トッケビ>」キム・ウンスク ▲作品賞:「ディア・マイ・フレンズ」ノ・ヒギョン▲バラエティ作品賞:「みにくいアヒルの子」▲作品賞:「ソル戦」▲演出賞:「浪漫ドクターキム・サブ」ユ・インシク▲男子最優秀演技賞:「鬼<トッケビ>」コン・ユ▲男子最優秀演技賞:「また!?オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~」ソ・ヒョンジン▲男子新人演技賞:「ドクターズ~恋する気持ち」キム・ミンソク▲女子新人演技賞:「月桂樹洋服店の紳士たち」イ・セヨン▲男子バラエティ賞:「Shotタビュー」ヤン・セヒョン▲女子バラエティ賞:「私は一人で暮らす」パク・ナレ▲脚本賞:「ディア・マイ・フレンズ」ノ・ヒギョン▲男子人気賞:「雲が描いた月明り」パク・ボゴム▲女子人気賞:「雲が描いた月明り」キム・ユジョン▲Instyleベストスタイル賞:キム・ハヌル▲功労賞:故キム・ヨンエさん
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