SF9、初の単独公演で最新曲「Easy Love」からJ-POPカヴァーまで22曲を披露
THE FACT JAPAN / 2017年8月7日 15時14分
日本ではこれまで2枚のシングルを、韓国ではシングル1枚、ミニアルバム2枚、デジタルシングル1作をリリース。オリジナル曲のほとんどを披露したことになるが、「Hide and Seek」を筆頭にこのライブのために振りを付け、初パフォーマンスをする曲も多かった。
また、中盤ではロウンとジェユンがGReeeeNの「キセキ」、インソンが平井堅の「瞳をとじて」、ヨンビン、ジュホ、フィヨン、ダウォンが嵐の「Love so sweet」という韓国でも人気が高いドラマ主題歌となったJ-POP曲を日本語でカヴァー。5月に日本で開催された『KCON 2017 JAPAN』で披露したINFINITE+EXO+防弾少年団のK-POPスペシャルメドレーも披露。さらに、ブルゾンちえみで注目されたAustin Mahoneの「Dirty Work」もカヴァーし、メンバーひとりひとりが個性ある「35億」を見せて笑いを集めた。
ほかにも映像を上手く使ったチャニとテヤンのよるダンスパフォーマンスや、フィヨン、ヨンビン、ジュホ、チャニのラッパーラインによる「Around Farewell」など、メンバーの個性あふれるパフォーマンスもしっかりと見せてくれたが、9人のメンバーのバランスよく、それぞれ実力があることがわかる構成となっていた。
SF9はオリジナル曲のバラエティが豊かなグループだ。日本デビュー曲「Fanfare -Japanese ver.–」のようなパフォーマンスを重視したハードな楽曲もあれば、日本2ndシングル「Easy Love -Japanese ver.-」のようなメロウな曲もある。また、前述のラップラインだけのパフォーマンス曲や、「So Beautiful」のようにボーカルラインとラップラインのそれぞれの見せ場を持った曲や、「Still My Lady」のようなポップバラードから「Jungle Game」「K.O.」のように超絶難易度のパフォーマンス曲まで、飽きることがない幅の広さを改めて示した。
また、曲中でことあるごとに末っ子のチャニをかわいがったり、メンバー同士でわちゃわちゃしたりと仲のよさやチームワークの高さも見ている側に伝わる。パフォーマンス、楽曲、チームワーク、バラエティ力、すべてにおいて大きな可能性を感じさせるSF9。このライブをファーストステップに、どこまで大きな会場に行けるかが楽しみなグループだ。
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