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チ・ヒョヌ & ハン・ジワン作家インタビュー公開!「ウォンテッド~彼らの願い~」DVD-BOX2発売記念!

THE FACT JAPAN / 2017年10月4日 14時55分

― 主演のキム・アジュンさんが“ハン作家が台本に書いた手紙が出演の決め手のひとつだった”とインタビューでお話しされていましたが、どのような内容だったのか教えていただけますか?本来、台本に加えるのはドラマの企画意図ですが、なかなか満足のいくものが書けず。メッセージが何より大事なドラマなので、私の率直な気持ちを手紙で書こうと思いました。「このドラマは‘誘拐’に関する物語ではありません。‘希望’に関する物語です。我々の社会がどんな姿なのかを正確に顧みて振り返って見て、どんな姿であるべきかを一緒に悩んで欲しいです」というような内容でした。宮部みゆきさんの言葉も引用しました。「模倣犯」という小説から“誤解を覚悟で話すと、犯罪というのはその社会が渇仰するかたちで起きるに決まっている”という言葉です。力のない人たちが被害を受け、その真実を皆が分かるようにすることさえ出来なくする社会の多様な側面を語ろうとしたからです。

― メインキャストであるキム・アジュンさん、チ・ヒョヌさんは、ハン作家からご覧になっていかがでしたか?キム・アジュンさんは、スゴイ情熱を持っている俳優でした。一緒に議論して作品を作り上げていくタイプの俳優でしたし、台本も自分のスタイルで解釈して消化させるタイプで、放送を見てビックリすることが多かったんです。個人的にはチョン・へインはハマり役で、それに似合う性格と適切な表現力を持った俳優だと思いました。チ・ヒョヌさんは作家の意図を徹底的に把握して、そのまま伝えようとするタイプでした。撮影前から警察署で刑事体験をして、私がお勧めした本や映像を見るなど、とても誠実に準備していました。演じる時も自分の表現一つ一つを、誠実で正確に表現するスタイルでした。彼の、メッセージをちゃんと伝えようとする意志の強さは、本当に感謝しています。撮影時、手首の手術を受けたのですが、痛いはずなのにそれを表に出さずに高難度のアクションシーンを演じられていたのも本当に凄いなと思いました。チャ・スンインの場合、チ・ヒョヌさん自身の性格が加わり、より温かい人物になりました。

― 脚本家として、印象に残っているセリフ/シーンはありますか?色んなセリフが印象に残っているのですが、物語後半に出てくるセリフは凄く辛い気持ちで書きました。「余りにも辛かったので全部許してやりたいとも思いました。でも、そうはできませんでした。誰一人、私に謝る人がいなかったから…。」現実で皆さんが感じているだろう心の痛みでもあり、ドラマの中の全ての事件の原因になった理由でもあります。

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