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大人気WEBコミック初の舞台化「雷神とリーマン」開幕!

THE FACT JAPAN / 2018年4月9日 11時58分

(c)舞台「雷神とリーマン」実行委員会

2018年4月7日(土)新宿シアターモリエールで、2017年WEBマンガ総選挙2位を獲得した大人気コミックが原作の舞台「雷神とリーマン」が開幕した。

舞台「雷神とリーマン」は、2017年WEBマンガ総選挙2位を獲得した大人気コミック「雷神とリーマン」を原作に、韓国×日本のキャストで待望の初舞台化された作品。失恋を機に色恋から遠のき、日々を味気なく過ごしていたサラリーマンでゲイの大村が、ある日部屋の中に浮遊する雷神・雷遊(らいゆう)と出会い、人間になりたい雷神と枯れたリーマン大村が不思議な共同生活を通し、それぞれ少しずつ変わっていく姿を描いている。

今回は雷遊役を日韓混合グループメンバーとしてデビュー、現在は俳優として日本でドラマ出演経験もあるミンスと、個性派演劇集団「劇団番長ボーイズ☆」メンバーであり、双子の弟・要とのユニット「TWiN PARADOX」としてアーティストとしても活動中の二葉勇がWキャストで演じる。リーマン大村役には、アイドルグループとして日韓で活動、現在はソロアーティスト、俳優としても積極的に活動中のインジュンが演じている。初日となった7日は二葉勇が、8日はミンスが雷遊役をそれぞれ演じ、インジュン演じる大村との絶妙なコンビネーションで、いずれも来場者たちから高い評価をえて上々の滑り出しとなった。

大人気WEBマンガの舞台化ということで、通常の舞台とは異なるプレッシャーもあったというキャストたち。中でもインジュンは、日本での活動歴も豊富なため日本語が堪能ではあったが、今回は初めての挑戦となった関西弁に稽古初めは苦戦していたというが、本番ではそんなエピソードが信じられないほど、流暢な関西弁を披露し観客を驚かせていた。

舞台「雷神とリーマン」で雷遊がふと発する言葉の中には、忙しい日常生活を送るうちに忘れていってしまいがちな“人”として大事にすべきことを思い出させてくれるものも多い。今回、二葉、ミンスがダブルキャストで演じる雷遊は大村はじめ人間たちとのかかわりの中で変化していくが、二葉演じる雷遊は全能の神である雷神の内側から醸し出されるおごそかな部分、ミンス演じる雷遊は人間になりたいと心から願う雷神の純粋無垢な部分を特に意識しているように感じられ、同じ役を演じながらも異なるアプローチでそれぞれ雷遊を魅力的に演じている。

一方インジュンは、雷遊に恋をしたことで次第に明るい表情を見せるようになっていくゲイのサラリーマン大村役を丁寧に演じており、特に、人間になりたいと願う雷遊の抱えていた寂しさを感じとり、雷遊への愛をさらに強くしていく表情にも注目だ。

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