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資金移動業者、銀行以上の“安全性”と“速さ”を確保...利用客に信頼感!

THE FACT JAPAN / 2018年4月13日 23時0分

資金移動業者には「預金保険制度」はないが、同じく倒産した時を想定し、法務局に供託金を預けて利用者の送金金額を保護する制度がある。この供託金は資金移動業者が一日送金する金額を全部合算し、この合算した金額を上回る金額を法務局に預けることになっている。これによって万が一のことが起きたとしても、銀行同様の信頼感は期待できる。

また、資金移動業者は海外送金をするために、財務省 から「資金移動業者の登録」と言う資格が要求される。この「資金移動業者の登録」の取得 は非常に難しいという。

日本の東京で資金移動業を営んでいる「ワールドファミリー海外送金」CEO李承珉氏は「資金移動業を適正かつ確実に遂行するために必要な財産的基礎や体制の整備、規定を遵守するために必要な体制の整備などをはじめ、他に行う事業が公益に反しないか、代表取締役などのうちに犯歴がある者はいないかなどを審査されるが、全部クリアしても取得できるとは言い切れない」とその難しさを説明しつつ「逆に言うと、資金移動業者の登録があれば、国が安全さを保障することになり、銀行以上の安全なサービスをお客様に提供することができる」と強調した。

資金移動業者のもう一つの特徴は速さだ。銀行だと、海外への送金が完了するまでに、通常2日から3日かかるが、資金移動業者では、数分で送金を完了することができる。その速さの秘訣は資金移動業者間のネットワーク。国内の資金移動業者と海外の資金移動業者がネットワークを構築し、そのシステムにフィンテックで直接アクセスして送金の業務を一括で行える。これが、国内送金と同様の速さで、海外に送金が可能な理由だ。

サービスの方も完璧だ。上記のように利用者はお金を送った際、無事に届いているかどうか不安になる。それに着眼し資金移動業者はお客様からお金を預かると、システムで自動的にお客様へ入金確認のメールが届くように構築されている。同じく指定の海外口座まで無事に届いた場合もメールで連絡がくる。これで利用者は安心して利用できる。万が一、至急お金の状況の確認が必要な時も、資金移動業者間のネットワークにより、送金状況をすぐ確認することが出来、銀行よりはるかに資金移動業者の方が優れている。

資金移動業者は銀行と違って、安い手数料で海外送金ができる。そのうえ、安全性や速さの面でも、銀行に劣らないシステムを構築し、利用者にその利便性をアピールしている。ワールドファミリー海外送金の李承珉氏は資金移動業者の特徴について「資金移動業者は銀行と違って中継銀行を通さず送金するため、時間と費用のバブルを取り除くことができる。また、海外の他資金移動業者と協力関係を締結し、フィンテックを利用して国内送金と同じ速度で海外に送金するのを可能にさせた」とし「安全性と速さに加え、費用の削減まで実現しており、資金移動業者への信頼性は益々高まっている」と語った。

THE FACT JAPAN

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