３つのキーワードでみるG-DRAGONへの特別待遇説

【キーワード2：休暇】入隊半年で20日間の「休暇」がとれるのか？G-DRAGONは今年2月27日に入隊し、基礎軍事訓練を終え4月に自隊へ配属されたが、5月に足首の不安定症という診断を受けてから最近まで約20日間の病休をとっていることがわかった。民間の病院で受けた手術を含め、この2ヶ月の間に数回にわたって病院を訪れたという事実に対し、9泊10日の病休が2回あったとして特別待遇だと指摘された。

これについてYG側は「G-DRAGONは軍が定めた病休の期間を厳守し、個人休暇まですべて返上してリハビリ中であると確認した」と返した。G-DRAGONは病休に自分が服務中に使える定期休暇日数を加え、手術と入院治療を受けていると確認された。所属事務所が明かした休暇返上の意味は、定期休暇を使ったため、規定に反していないことを説明したものと解釈される。G-DRAGONは2日を定期休暇として使った。（入隊6ヶ月未満の兵士の定期休暇は3日）

【キーワード3：面会】午後5時以降の「面会」を許可した？面会時間にも差別的だという主張が提起された。一般病室の面会は午前11時から午後5時までだが、とある兵士の話を借りて「マネージャーと見られる人を、5時以降にも見かけた」と述べている。これについて軍の関係者は、「衛兵所（※警備や取り締まりを任務とする兵士がいるところ。施設などの入口にある）に確認した結果、17時以降に訪問した面会客はいなかった」と明らかにした。YG側もこれについて「足首の手術後、軍病院でのリハビリ期間中にあった面会は、ほとんどが家族、親戚で、事務所関係者はいなかった」とコメントしている。一方、「大領室には、エアコン、冷蔵庫、テレビがおいてあり、涼しい風にあたりながらチャンネルを回せる環境であるが、6人部屋にはエアコンも、冷蔵庫も、トイレもない」と報じた内容は、事実関係が異なっていると確認された。前述のJ氏は、「国軍楊州病院は、軍病院のなかで設備が良い病院にあたる。全病室にエアコンがあって、冷蔵庫とテレビも当然設置されている」と明かした。

THE FACT｜カン・イルホン