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初ライブツアー開幕!NCT 127が魅せた新たな可能性

THE FACT JAPAN / 2019年2月4日 16時28分

グローバルボーイズグループ・NCT 127(エヌシーティ イチニナナ)の日本初ライブツアー『NCT 127 1st Tour ‘NEO CITY : JAPAN - The Origin’』が2月2日開幕した。

音楽大国アメリカでも絶賛される実力を持ち、韓国活動最新曲「Simon Says」はBillboard《World Digital Song Sales》チャートでデビュー最速1位を獲得。その他《Emerging Artists》、《Artist 100》、《Social 50》など数多のチャートで好記録を続々と叩き出している。

そんな彼らが日本初ライブツアーの初日を大阪・オリックス劇場で迎えた。日本デビュー曲「Chain」を始め、バラエティに富んだジャンルの楽曲を数々披露。これまでは圧倒的なパフォーマンス力を武器に中毒性のある楽曲での群舞でファンを魅了してきた彼らが、殻を破り新たな魅力と可能性を見せた。

登場とともに大歓声で始まったライブ。さすがのダンスパフォーマンスと、耳心地がよくテクニックも十分にある歌唱とラップで冒頭から圧倒されるのだが、ファンの黄色い声援が最高潮になったかと思うと、ペンライトを振るのを忘れ、じっと見入ってしまうくらい、グラフィック・映像なども含めた演出全てに細部までのこだわりが織り込まれている。ホール公演でも十分に工夫がこらされた、まるでNCT 127の魔法の世界に迷い込んだような息をのむ演出があり、どのシーンを切り取ってもアートワークとしても成立するのは、まさに”ネオ(N)・カルチャー(C)・テクノロジー(T)”をうたうNCT 127ならではの唯一無二の世界観であろう。ファーストツアーにしてこの完成度とは想像以上である。音楽・K-POP好きだけでなく、NCT 127を知らない様々な芸術シーンに敏感な人々が観ても楽しめる内容と言えよう。昨年春に行われたShowcaseツアーではメンバー一人一人のキャラクターがわかるゲームやトークコーナー、そして数曲だったが完璧なパフォーマンスで、その二面性のギャップに早くも“NCT 127沼落ち”したファンが多数だったと思うが、今回もメンバー同士の掛け合いが可愛らしい一曲や、優しく語りかけるように歌うバラード曲、そしてメンバー個々の個性を生かした演出など、それぞれの二面も三面もの魅力をみせてくれている中、NCT 127のテーマと世界観がズドンと伝わってくるライブに仕上がっている。

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