1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アジア・韓流

NCT 127、初の全国ツアー7都市14公演を完走!さいたまスーパーアリーナにて大熱狂のツアーファイナル

THE FACT JAPAN / 2019年4月3日 22時41分

マークのソロダンスから始まった「Dreaming」では、怪しげな雰囲気の漂う楽曲をセクシーな動きを交えてパフォーマンスし、また新たな引き出しを開く。続いて、NCT 127がダンスパフォーマンスだけでなく、ボーカル面でも高いスキルを持っていることを証明するブロックへ。「Timeless」をテイル、ジェヒョン、ドヨンの3人で、「No Longer」ではジョンウ、ヘチャンも加わり、それぞれの声の特徴を活かした極上の歌を紡ぐ。過度な演出は加えず、ただステージに立ち切々と歌い続ける姿が、さらに歌の感性を高め、聴く者の心へと歌を浸透させて行く。NCT 127といえば、ダンスやラップなどがイメージとして沸くが、このボーカルラインがしっかりと基盤を支えているからこそ、さまざまな表現ができるのだと改めて実感する。

ジャニーがピアノで奏でる「Regular to Irregular」から、ライブはさらなるNCT 127の深淵へと導かれる。白シャツの上から赤と黒のジャケットを羽織ると、メンバーは一人ずつ花道を歩きながらセンターステージへ。9人が横一列に並び、ステージが真っ赤な光で照らされ「Regular」が始まる。Billboard 200にもランクインし話題となったアルバムのリード曲でもあり、ラテンの要素も入った独特な世界観のある楽曲。ステージのスクエア部分が上昇して回転を始めると、メンバーは四方を正面にパフォーマンスしたりと、アレンジも加えて見せる。そして続く「Wake Up」では驚きの連続技のようなステージが展開。9人が並ぶステージのスクエア部分が再び上昇すると、急に傾いて床面が坂のような状態となる。その傾斜でパフォーマンスをし、そのあとはメインステージへと戻る。するとそこには複雑な形をしたジャングルジムのようなオブジェがあり、それに登ったメンバーたちはポールと絡み合いながら、巧みなフォーメーションを見せる。曲のリズムに合わせ、まるでスロットの数字がパラパラと変わって行くような勢いで、居場所を変えて行きながら、キメの部分ではきっちりと動きを合わせる。誰か一人でも動きや動線を間違えたら、ぶつかったり絡まったりしてしまいそうなギリギリのラインを攻めるパフォーマンスは圧巻。まさにステージに目が釘付けとなってしまう。

「Baby Don’t Like It」では、マークが口に指を当て「シー」というジェスチャーから曲が始まると、メンバーはオブジェやメンバー同士で絡み合ったり、寝転んでみたりとセクシーな動きで観客を誘惑する。彼らがこんなに艶っぽいパフォーマンスもできるとは知らなかった。さらにアウトロでのテヨンのソロダンスから、ジェヒョンのソロダンスとつないで「Mad City」へ。テヨンとマークのラッパー同士のスキルの見せつけ合いが繰り広げられる。特に二人で合わせてラップするときの息の合い方が驚異的で思わず唸り声をあげてしまった。とにかくこの中盤のブロックは、NCT 127の底知れない魅力に驚かさればかりだった。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください