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東洋太平洋S・ライト級タイトルマッチ、王子キム・ミヌクの勝利!

THE FACT JAPAN / 2013年4月22日 22時20分

試合終了後、ファイティングポーズを決めるキム・ミヌク。|撮影:スポーツソウルジャパン編集局





[スポーツソウルジャパン|編集局] 韓国唯一の東洋チャンピオンであるキム・ミヌク(26、大成)が、21日、東京・後楽園ホールにて行われた「OPBF東洋太平洋スーパーライト級 タイトルマッチ」で、挑戦者の前日本王者の岩渕真也(草加有沢)を3-0で判定勝利。タイトル防衛に成功した。







キム・ミヌクは、序盤安定的なペースで、毎回着実にポイントを上げていた。しかし、相手は前日本王者、岩渕真也のサウスポーとともに攻めてくる得意の左ストレートがキム選手に炸裂、続く連打と右フックで動きが鈍らせていた。そんな岩渕選手に反撃出るキム選手。右ストレートや連続ヒットで打ち込みながらロープに押し込んだ。



























両者譲らぬ打撃戦を展開する10回。情熱的な日本観客らの応援に力を出す岩渕選手に、ピンチに迫るキム選手だが11回と12回で盛り返し、強いパンチと連打が有効。岩渕真也に3-0(116-114、117-115、116-113)の判定勝利でタイトル防衛を果たした。







これにより、この日のタイトルマッチに先立って行われた日韓親善対抗戦の掛け合いは、キム選手の勝利により、3:2の優位を占めた。(両国5人の選手が出戦している)


試合の終了後、キム・ミヌクは、「プロデビュー以来、初めての12Rでした。アウェイでKO勝利はできませんでしたが、この試合を通じてたくさんのことを学びました。岩渕選手はとても強かったし、いいボクサーだと思います。今日の勝利で彼よりさきに世界へ挑戦することができて嬉しいです」と感想を述べた。また、「ボクシングのファンでいっぱいとなっているこの競技場の風景にすごく感銘を受けました。これを機にもっと頑張って韓国ボクシングの復活のために必ず世界チャンピオンになります」と、強い抱負をみせた。






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