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“百済の美”がわかりやすく!新刊『百済の美を求めて』

THE FACT JAPAN / 2013年7月27日 0時0分

(C)キネマ旬報


[スポーツソウルジャパン|編集局] キネマ旬報ムックによる「ビジュアル版 楽しくわかる韓国の歴史」シリーズのVOL.1「朝鮮王朝27人の王たち」に続き、今回その第2弾となる 『ビジュアル版楽しくわかる韓国の歴史VOL.2 百済の美を求めて』が発行した。

美しい百済スマイルと、その秘密。日本と韓国の研究者が、最新の研究成果を織り交ぜ、わかりやすく百済を解説!朝鮮半島の南西に位置し、5~6世紀に仏教文化を花開かせた百済は、中国南朝との交易で栄え、仏教や千字文を日本に伝えるなど、周辺諸国と深い関係を築いた。だが、660年、唐と新羅の連合軍に滅ぼされ、百済はその文献の少なさゆえに、本国でも長く謎につつまれた国だった。しかし近年、韓国で発掘調査が進み、王陵や古墳が発見され、優美かつシンプルな百済文化の全容が明らかになりつつある。本誌は、研究の最前線に立つ論者により、知られざる「百済」をあらゆる方面から解説している。また、韓国のみならず、日本の遺跡を検証、『日本書紀』や『古事記』の記述、日本各地にのこる百済ゆかりの史跡を追って、日本と百済の交流の軌跡に迫っている。今、日本と韓国の歴史における最大のミステリーが、ダイナミックに解き明かされる!

歴史をまったく知らなくても、この1冊があれば、百済がみるみるわかる!百済と日本、善隣友好の真実今上天皇が2001年に「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると『続日本紀』に記されていることに韓国との縁を感じております」と、お言葉を発せられたことがあるように、『古事記』や『日本書紀』などの歴史書や、韓国や日本の史跡から、両国の交流の様子がわかってきている。巻頭では、その真実を京都大学名誉教授の上田正昭先生がやさしく解説。百済の国を全方位から徹底解説!前半は、歴史ビギナー向けに、百済の王たちの物語、百済の王政と文化、百済人の暮らしなどを、イラストや写真でしっかり紹介。後半は、3つの王都を基準に時代を区分し、くわしく歴史を解説。日本で生まれたといわれる百済の第25代王・武寧王の墓から出土した華麗な遺品も一挙紹介!百済仏教、美の極みへ百済といえば仏教の国。日本に仏教を伝えただけでなく、新羅や高麗にも影響を与えた仏教先進国であった。仏教美術史を専門とし、韓国仏教と日本仏教についての論文・著書も多い九州大学名誉教授の大西修也先生が、百済仏教の神髄を解説。朝鮮半島の前方後円墳の謎にせまる韓国ではすでに14基もの前方後円墳が発見されている。その埋葬者はいったい誰なのか?日本の前方後円墳との関係性や、朝鮮半島における地域性、時代性などを、韓国の研究者が諸説を紹介しながら解説する。

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