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[SSインタビュー] 韓国の“やまとなでしこ”スエ、「私は女神ではありません」

THE FACT JAPAN / 2013年8月22日 18時19分

◆「芸能界11年目、たくさんの賞が負担になることも...」雑誌モデルとして活躍した後、芸能界に入門したスエの演技デビュー作は、2002年に放送されたMBCドラマ「Happy Days」だ。演技を始めてすでに10年の歳月が経た。大きなスキャンダルなしに女優の道を歩んできたスエは、デビュー時から嘱望された演技者だった。無名時代もほとんどなく、特にスクリーンデビュー作である「家族」で、その年のほぼすべての映画祭で新人女優賞を総なめにした。長い時間女優として着実に生きてきたスエ。彼女は自分の歩んできた道をどのように記憶するか。
「本当に無名の時代がありませんでしたよね(笑)。むしろそれが、演技のことを難しくさせたかもしれません。任された役は大きいなのに女優としてそれを表現する方法を知らなかったからです。MBCドラマ「ラブレター」の時には、本当にたくさんの泣くシーンがありましたが、最初は多くの人の前で泣く方法を知らなかったんです。そのように泣いたことがなかったんですし、どのように泣くのか、本当に心配しましたよ。「家族」で映画デビューを果たしましたが、ドラマと映画の違いを知らなくて本当に迷ったこともありました。漠然と映画をしてよかったと思いましたが、今考えてみると、ぞっとする瞬間が多かったですね。だから、「家族」が一番記憶に残っています」

一年に一つ、二つの作品を着実にしてきたスエは、新人女優賞、主演女優賞などを総なめにしながら、韓国を代表する女優として地位を確立した。そんな彼女にも厳しい時期はあって、キャラクターを理解できず右往左往した時もあった。強い女性の標本という意味で“チュ・ダヘらしい”という言葉まで作り出した「野王」がそうだった。スエは「野王」のチュ・ダヘ役をかなり難しいキャラクターだったと回想した。
「私には、賞の運があふれているみたいです(笑)。「家族」でたくさんの賞を受けたが、その後も複数の賞をもらって....。必ず私がよくやったわけでもらったのではないと思います。多くのキャラクターの中でチュ・ダヘ役が理解しにくくて、演じることが容易ではなかったんです。私は理解をしないと演技ができないタイプですよ。理解できないとと聞き続けて最後まで理解しようとします。でも、チュ・ダヘは私が見ても、本当に悪い女に描かれていたんですよ(笑)。その点が理解出来なかったが、視聴者たちがたくさん愛してくださって感謝します」

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