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“ソプラノ” チョン・ウォルソン、30周年記念リサイタル!「歌に生き 愛に生き」

THE FACT JAPAN / 2013年9月4日 19時28分


◆リサイタルの準備:日本と朝鮮半島の音楽を探して田月仙がリサイタルで歌う歌の中には自ら見つけ出した歌も多く含まれている。各地でのコンサートの合間に、日本と朝鮮半島の歴史に埋もれた歌(SPレコードや楽譜など)を探し出し、歴史の証言者の話を聞き取り、それを文章に記録しており「日韓朝の音楽研究者」という顔もある。それは、3冊の音楽ノンフィクション(「海峡のアリア(小学館」)、「禁じられた歌(中央公論)」、「K-POP遙かなる記憶(小学館)」)になった。そして彼女は自らが見つけ出した歌を、その歌に込められた背景に思いをはせ、それを再び自らの解釈で歌うという「歌探し」のプロセスを続けており、リサイタルでも新曲を披露する。
◆リサイタルの曲目30周年記念リサイタル「歌に生き 愛に生き」では、オペラアリアのほか、コリアの歌や日本の歌を彼女ならではの表現で綴る。韓国歌曲では代表的な「故郷の春」などの名曲を独自の編曲で新発表するほか、「正調アリラン」などの民謡をクラシック音楽のアレンジを加えた独特な表現で披露。これらは本場・韓国の音楽関係者をも唸らせ、他では聴くことの出来ない「唱(チャン)とベルカントの出会い」と期待されている。(唱=韓国の伝統芸能パンソリなどの独特の歌唱)。日本の歌ではポピュラー音楽とのコラボレ-ショーンを試みたオリジナル曲「ふたりの海」などが披露される。また日韓のテレビでも度々紹介されている代表曲「高麗山河わが愛・山河を越えて」など彼女が発掘し絶大な支持を得ている歌も紹介。オペラでは得意とするプッチーニ作曲の「トスカ」より「歌に生き愛に生き」などをゲスト歌手と共に演出し白熱の舞台を展開する。
◆初めての大阪公演・期待されている東京公演8月31日は、初の大阪でのリサイタルが実現することになった。大阪ではいまヘイトデモなど嫌韓の人々と在日コリアンの対立が激しいという。そのため、日本のファンはもとより大阪に数多く暮らす在日コリアンや根強いファンからのご要望に応えるかたちで開催することになった。大阪公演では、田月仙が指導する日本人と在日韓国人で構成されるコーラス団も東京から参加・出演する。
また、10月12日の東京公演では著名な作曲家・ピアニストの朝岡真木子、そして在日韓国人で新鋭バイオリニストのSONGIL(崔誠一)も出演し、日韓の饗宴が繰り広げられられる。 
…今年30年を迎える、田月仙(チョンウォルソン)は、いま混迷する日韓朝を歌でつなごうとしている…。

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田月仙(チョン・ウォルソン)30周年記念リサイタル「歌に生き 愛に生き」


●大阪公演 2013年 8月31日(土) 18時 開演 ザ・フェニックスホール http://phoenixhall.jp  〒530-0047大阪市北区西天満4-15-10 ☎06-6363-0311●東京公演 2013年 10月12日(土) 18時 開演紀尾井ホール  http://www.kioi-hall.or.jp〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町6-5 ☎03-5276-4500(代表)

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