[SSレポ] 「未来の選択」ユン・ウネ、“ロコの女王が帰ってきた”
THE FACT JAPAN / 2013年10月11日 16時40分
10日、ソウル・江南区(カンナム・グ)大峙洞(テチ・ドン)にあるコンベンション・べラジウムで、KBS 2TV新月火ドラマ「未来の選択」の制作発表会が行われた。写真は、女優のユン・ウネ。|イ・ヨンフンインターン記者
[スポーツソウルドットコム|キム・ハンナ記者] 女優のユン・ウネ(29)が変わった。これまで数多くのロマンチックコメディで“女王の座”に君臨してきた彼女だが、今度はハツラツであどけないユン・ウネではなく、言葉も行動も慎重で深くなった姿を見せる。お高い女優というタイトルより、後輩とまわりの人を配慮する成熟な大人の女性、そのものだった。
10日午後、ソウル・江南区(カンナム・グ)大峙洞(テチ・ドン)にあるコンベンション・べラジウムで、KBS 2TV新月火ドラマ「未来の選択」(脚本:ホン・ジナ、演出:クォン・ゲホン、ユ・ジョンソン)の制作発表会が行われた。主演のミレ(未来=미래)役を演じるユン・ウネは、昨年MBCドラマ「会いたい」以来、約1年6ヶ月ぶりでブラウン管に復帰した。この日の彼女は「会いたい」で演じた悲恋のスヨン(劇中名)から完全に変貌。得意分野であるロマンチックコメディジャンルで帰ってきただけに、現場はユン・ウネに対する期待が高まるもようだった。 ユン・ウネは「前作(会いたい)は感性的で泣くシーンがたくさんあって、また明るいキャラクターに戻ることが心配だったし、負担もありました」と切り出した。彼女は「変わらなくちゃという気持ちが強くて、私の長所がみせられる演技をするわけですから、また私を選んでくださったのではないかと思いました」と述べつつ、「長所は生かしますけど、前作のユン・ウネとは同じ人物にならないように努力していきたいと思います。私に陳腐なものがあれば、必ず変えます」と覚悟を示した。
実際の彼女も「未来の選択」では、体にちゃんと合っている服を着ているようで、日々大変な現場ではあるが、楽しく撮影に臨んでいるという。彼女は「脚本家の先生と監督に会って信頼を感じることができました。現場はすごく楽しいです。とてもおもしろくて、撮影現場にいる時が一番幸せです。そういう感じが作品にも上手く溶け込んでいけばと思います」と笑顔を見せた。
一方、1世代アイドルから女優に変身して高い人気を集めるチョン・リョウォン、ファン・ジョンウムに関する質問に、ユン・ウネは「1世代がしっかりしていけば、後輩たちも偏見を持たずに一生懸命頑張れる環境でいられると思います。本業をやめて役者の道を選んだ1世代とは違って、最近は歌手もお芝居をします。彼らには最善の努力をしてもらいたいですね」と後輩たちへのアドバイスも忘れなかった。
またユン・ウネは、約5年ぶりでドラマに復帰するイ・ドンゴンと、後輩のジョン・ヨンファを配慮する面貌をみせ、視線を集めた。久々公の場に登場したイ・ドンゴンが、記者たちの質問に困ると、彼女は「ドンゴンさんはキム・シン(劇中名)とすごく似ています。私のことをいろいろと気を遣ってくれる優しい方です。私のことをそこまで配慮してくださった方は今までいなくて、今回は本当の女優になったような気がします」と彼をおだてた。ジョン・ヨンファについては、「歌手出身なだけに、同僚として後輩として親近感があります。学ぼうとする姿勢もありますし、私が教えることはないですが、先輩の立場として役に立つようなことをしてあげたいです」と応援した。
ドラマ「宮 -Love in Palace-」をはじめ、「ぶどう畑のあの男」「コーヒープリンス1号店」「お嬢さまをお願い!」など、ロマンチックコメディジャンルでその真価を発揮してきた彼女。今や成熟さと地道な経歴を積んできただけに、彼女がみせてくれる「未来の選択」でのロマンチックコメディが、これからどのような色になるかが期待される。
KBS2TV新月火ドラマ「未来の選択」は、未来の自分が現在を生きる自分を訪れ、違う運命が開拓できるように助けるというストーリーで、タイムスリップを素材にした作品。ユン・ウネは劇中、放送作家の夢をみる大手企業のコールセンターの契約社員、ナ・ミレ役を演じる。YBSの看板アナウンサーのキム・シン(イ・ドンゴン)と、YBS会長の孫であり、放送局のプロデューサーのパク・セジュ(ジョン・ヨンファ)と恋の三角関係に巻き込まれる。(10月14日から韓国で放送)
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