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“違法賭博”トニー・アンら、初公判で執行猶予2年!弁論の風景とは

THE FACT JAPAN / 2013年12月6日 14時8分

タク・ジェフン、イ・スグン、トニー・アン(左から)が6日午前、違法賭博容疑で検察から執行猶予を言い渡された。|撮影:ムン・ビョンヒ記者


[スポーツソウルドットコム|イ・ゴンヒ記者] 携帯電話を利用した違法賭博容疑で、歌手のトニー・アン(35、実名:アン・スンホ)、コメディアンのイ・スグン(38)、歌手兼タレントのタク・ジェフン(45、実名:ペ・ソンウ)が、検察から執行猶予2年を求刑された。
6日午前、ソウル中央地方法院(裁判所)で開かれた3人の初公判は、約30分で終了。3人は裁判で、検察の公訴事実をすべて認めた。検察はトニー・アンに懲役10ヶ月、イ・スグンに懲役8ヶ月、タク・ジェフンに懲役6ヶ月を求刑した上、皆に執行猶予2年を求刑した。
求刑の後、彼らには最終弁論の時間が与えられた。まずトニー・アンは、「この数ヶ月間、本当に自分が恥ずかしかったです。僕のことを愛してくださった全ての方に申し訳ないです。二度とこのようなことをしないように、社会のために誠実にいきます」と反省した。イ・スグンも「検察調査と関連して、初めて記事化になった後の20日間、これが夢であってほしかったです…自粛しながら深く反省しています」と述べ、タク・ジェフンも「過去の過ちを後悔しており、深く反省しています。これからは社会に奉仕しながらいきます」と裁判部に呼びかけた。

三人の弁護人らも皆、「公訴事実を認め、深く反省しております。どうか大目にみてください」と訴えた。トニー・アンの弁護人は「トニー・アンは18歳に芸能界にデビューして、H.O.Tというアイドルグループのメンバーとして、華麗なスポットライトを受けてきました。しかし、グループが解散してからスランプに落ち、これまで心理的な苦しみも多くありました。長期間に渡って賭博に手を出してきたことは、弁明の余地もないことですが、今後彼が、正しく生きられるように機会をくださるなら、社会のために努力していきます」と述べた。
イ・スグンの弁護人は、「コメディアンとしてデビューした後、長い無名時代を送ってきた彼は、初めは軽い賭け事のようなものだと思って(イ・スグンは、芸能人サッカーチームのメンバーらと違法賭博を行った)、それがこれほど大きな犯罪になるとは知りませんでした」と述べつつ「コメディアンは、いつも楽しく笑うべき職業ですが、病気の息子と妻の隠されていた家庭史でストレスが酷く、賭博に手を出してしまったです。彼はすでに2年前、自から賭博をきっぱりと切っています。しかし今回の事件で、芸能人活動において死亡宣告のような出演停止命令を受けました。罪は決して軽くありませんが、こうした点を大目でみていただきたいです」と付け加えながら、知人らによる嘆願書を提出すると伝えた。
タク・ジェフンの弁護人は、「初犯で賭博に使った金額は、他の被告人らより少ない。どうか大目にみて、罰金刑にしていただきたいです」と弁論を終えた。

3人は2008年から2011年まで、携帯電話を用いて海外のスポーツ試合に金銭をかけ、勝敗を予想して結果による配当金を受け取る賭博を行ってきた。彼らは2億9千万ウォンから3億6千万ウォン(約3千400万円)くらいをベティングしている容疑を受けている。3人は先月、振付師のオム氏、イ・スグンのマネージャーのキム氏とともに起訴された。また同じ違法賭博に参加したエンディ(神話)、タレントのブーム、ヤン・セヒョンなどは略式起訴され、各々罰金刑が言い渡された。
一方、トニー・アン、イ・スグン、タク・ジェフンの宣告公判は、来る27日午前、同裁判所で行われる。

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