[SSprism]「総理と私」清純を捨てたユナ&20歳年上のイ・ボムス、月火ドラマの新強者となれるのか?
THE FACT JAPAN / 2013年12月10日 21時43分
ドラマが始まる前から話題を呼んだ華麗なキャスト、助演たちの役割も輝いた。クォン・ユルの随行課長カン・インホに扮したユン・シユンは、初回から視線を集めるそらぞらしいふるまいを見せた。彼は総理の随行課長職の面接に受けながら、怒るまなざしでクォン・ユルとこれから展開していく場面を予告、視聴者らに興味を引き出す一方、ナム・ダジョンとの呼吸では、天津浪漫な微笑みをみせながら、優秀な外国語能力まで自慢するエリート役で視線を集めた。クォン・ユルに片思いする公報官、ソ・ヘジュに扮するチェ・ジョンアンと、妹の死をクォン・ユルの責任とさせる国会議員 パク・ジュンギに扮したリュジンの暗い演技も、劇に緊張感を加えた。
順調なスタートを切った「総理と私」だが、これから乗り越えなければならない山は多くある。KBSが“ロマンチックコメディの女王”ユン・ウネを前面に出して、意欲的に準備した前作「未来の選択」が、期待される成績まで至らなかったからだ。それに同時間帯に放送されるMBC月火ドラマ「奇皇后」は、韓国内全国視聴率20%までをとっている人気作だ。さらに、ハ・ジウォン、チュ・ジンモ、チ・チャヌクという華麗な役者たちの熱演も除いてはならない。結婚後、久々にドラマ復帰を果たしたハン・ヘジン主演のSBS月火ドラマ「温かい一言」も乗り越えるべき山だ。この作品も同じく、ハン・ヘジンをはじめ、チ・ジニ、キム・ジス、イ・サンウという実力派役者たちが主役となり、視聴率を攻略する準備を整えた。
「総理と私」が初放送で見せてくれた新鮮さと愉快な感じを、最後まで持ち続けることとは、おかしなストーリーにならない、また余不足のないシナリオの力。そして役者たちの安定した演技力が継続することだ。そこにはユナとイ・ボムスが描いていくロマンチックコメディが、20歳という年齢差を無色にさせるか、それとも、たとえその年齢差が実感されるとしても、二人は、ドラマの勝敗を決める重要なカギとなっている。その第一歩を踏み出した「総理と私」に、今視聴者の目と耳は、熱く寄せられているのだ。
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