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[SSインタビュー] 俳優チュウォン、心優しい男の「心温かい話」

THE FACT JAPAN / 2013年12月21日 14時2分

ロマンチックコメディー映画「キャッチ・ミー」で女優キム・アジュンと息を合わせた俳優チュウォンと11日、ソウルのあるカフェで会った。彼は自分自身を怒ることができない性格だと紹介した。|イム・ヨンム記者


[スポーツソウルドットコム|ソン・ジヨン記者] “チュウォンは心優しいそうだ”俳優チュウォン(26、実名:ムン・ジュンウォン)は、これまでのドラマで心優しいキャラクターを引き受けて演技してきた。昨年5月、KBS2TVで放送された「カクシタル」でもそうだったし、今年3月に放送終了した「グッドドクター」でもそうだった。そんな彼が初めてのスクリーン主演作「キャッチ・ミー(監督イ・ヒョンジョン)」でも初恋のために犠牲する善良な男イ・ホテに扮した。
おっとりとした外貌のためだろうか。それとも、実際の性格が演技ににじみ出るからだろうか。チュウォンに聞くと、大きな目をさらに大きくして、「本当に怒ることができないスタイル」と言う。天然ボケに見えるが、実は賢い俳優チュウォン。彼が聞かせてくれる話は思ったより深かった。
◆2013年、青年チュウォンが“グッド俳優”になった

2007年ミュージカル 「アルタボーイズ」でデビューしたチュウォンは今年でデビュー6年目になった。短い時間ではないが、長い時間でもない。そんな彼が2010年に放送されたKBS2TVのドラマ「製パン王キム・タック」で徐々に自分の存在感を発散し、2013年に話題のドラマ「グッドドクター」を起点に一気に“ホットな男”と呼ばれることになった。
「2013年は人生で最も忙しい一年でした。私がこんなに税金を多く出す人になるとは思ってませんでしたよ(笑)。バラエイティ番組、ドラマ、映画、ミュージカルまで...気持ちいいですよ。睡眠不足は辛いことですが、面白い一年でした」
眠れないほど忙しく日々を送ってきたチュウォンは、ドラマ「グッドドクター」に、映画「キャッチ・ミー」のスケジュールまで一緒にしなければならなかった。昼には「グッドドクター」の医師パク・シオンに扮して、夜にはスマートなプロファイラーイ・ホテを演じた。文字通りに縦横無尽の一年だった。
「ドラマ『7級公務員』をしながら、ロマンチックコメディというジャンルに興味を感じました。『グッドドクター』、『キャッチ・ミー』、両方のシナリオを受けて気に入って、出演を決めたんです。実は、『キャッチ・ミー』にファンタジー的な要素が多く混じっています。現実の中では映画のように熱く愛することができないでしょうね。映画の中でも代理満足しようとする欲求がありました(笑)」

作品を通じて、個人的な欲求(?)を満たそうとした彼は、今回の映画で“ロマンチックコメディの女王”キム・アジュンと息を合わせた。キム・アジュンはインタビューを通じて「チュウォンが私を愛らしく眺めてくれたおかげで、私のキャラクターがさらに強調された」と感謝のメッセージを伝えたことがある。
「キム・アジュンさんが映画の中で盗癖のある女性として出てくるんですよ。現実で私のガールフレンドになる人が泥棒だったら、本当に嫌です(笑)。女優としてのキム・アジュンさんは可愛くて良い方でした。キスシーンのことをよく聞かれますが、とても緊張しましたよ!当たり前ですよね?体と体が密着するから(笑)!」
終始笑顔でインタビューに臨んだ彼の愉快なエネルギーで、尻馬に乗って気分が良くなった。 「キャッチ・ミー」の撮影現場でもムードメーカーだった彼に、疲れている時も笑うことができる“グッド俳優”になる秘訣を聞いた。
「私が眉をひそめて、どんなことがよくなるのかを思えば、何もありませんでした。私が先に笑うと、監督も笑って、他の人も笑い始めます。チームワークがよくなりますよ。ドラマを撮影するとき、撮影直前に台本が出てくる時が多いんですが、たまに眉をひそめる方がいます。ところが私は、それも満足してます。それなりの楽しみを見つければいいと思ってます。“笑う門には福来たる”でしょうね(笑)」
◆心優しいチュウォン、彼が怒れない理由は
愉快で肯定的なエネルギーを持つチュウォンだが、彼にも悩みはあった。突然人気者になったせいで、彼を見つめる人々の視線も急に変わっていたからだ。
「友達に会うと、以前のように付き合ってくれない友人がたまにいます。俳優を夢見る友人が周りにかなりいるんですが、それで、私はアドバイスをしてあげるんです。しかし、彼らは“お前はこれだけ人気を得たからね”と思うようんですよ。だから、とても曖昧な状況になります。さびしくはありません。ただし、より慎重に行動するようになるんですね。怒ることがあっても怒れませんね(笑)」
チュウォンは、2014年にも忙しい見通しだと言いながら笑った。しかし、すぐ真剣な表情で、前に置かれていたコップを弄りながら言葉を続けた。
「いつかはうまく行けない時が来るという不安が常にあります。あまりも突然、人気を得て…。今までの通りにしていくつもりです。今までのように....欲を張らずに、面白いことを探しながら、よく読まれるシナリオ、面白い作品をしたいんです。幸せな俳優になりたいんです」

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