ポン・ジュノの映画 『スノーピアサー』、ベルリン国際映画祭出品が決定!異例中の異例!
THE FACT JAPAN / 2014年1月16日 20時25分
[スポーツソウルジャパン|編集局] 『殺人の追憶』(03)『グエムル-漢江の怪物-』(06)『母なる証明』(09)と作品を発表するごとに、斬新な映像、緻密な構成、完璧なストーリーテリング力で観る者を圧倒し、世界がその才能に注目する監督ポン・ジュノ。若き鬼才が初めてインターナショナル・キャストを迎え、英語作品として世界に発信する『スノーピアサー』が2月7日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショーとなる。
フランスのコミック「LE TRANSPERCENEIGE」を原作に、アクション、ドラマ、サスペンス、哲学などあらゆる要素が絶妙なバランスで盛り込まれた近未来SFエンターテインメント映画 『スノーピアサー』が、来月6日に開幕する第64回ベルリン国際映画祭への出品が正式決定、「フォーラム部門」として上映されることが映画祭事務局より発表された。
通常、世界三大映画祭のひとつである同映画祭で、製作国以外で既に劇場公開された作品の上映は極めてまれ。フランスで既に劇場公開され、大ヒットを飛ばした本作が選ばれるのは異例中の異例。昨年、カンヌ国際映画祭での上映が予定されながら、本編完成が間に合わなかったため出品が見送られた。だが、今回ベルリン国際映画祭が異例の対応を表明、ポン・ジュノ監督への並々ならぬ期待と揺るぎない評価が証明されたといえるだろう。
また、本作をいち早く鑑賞した各界のトップランナーから続々絶賛コメントが到着!
「斬新な映像、凍りつくサスペンス。何から何まで初めて体験するのに、カーティスの怒りと悲しみを、私は知ってるような気がする。それはたぶん、この映画が描いている大きな絶望と小さすぎる希望が、全ての現代人の心のなかにあるから」――宮部みゆき(作家)
「単純明快な話だ。しかしさすがポンジュノ、複雑に入り組んだカットをフルボディで重ねてくる。ストーリーの暗示も重厚だ。その仕組みに気付いた我々はあっという間に展開に引き込まれていく。傑作である。拍手喝采したい」――香川照之(俳優)
「ポン・ジュノが、またヘンな映画を作ったよ!(褒めてます) 筒井康隆『家』やテッド・チャン『バビロンの塔』あたりを彷彿とさせる寓話的奇想を、堂々と長編実写映画にしてしまう作家としての胆力に脱帽!」――ライムスター宇多丸(ラッパー/ラジオパーソナリティ)
「鉄道ファンならびに気象予報士は必見。凍えた地球を疾走する列車に、はたして神は存在するのか」――石原良純(俳優・気象予報士)
「ポン・ジュノは、70年代最高にクールだった頃のスピルバーグのようだ!!」――クエンティン・タランティーノ(映画監督)
● 『スノーピアサー』のSTORY2014年、地球温暖化を食い止めるために散布された人工冷却物質は、地球を雪と氷で閉ざしてしまった。17年後の2031年。最後の人類を乗せて、一年間で世界を一周する走る箱舟列車「スノーピアサー」は、前方に乗る富裕層と後方車両の貧困層に区分けされ、過酷な階級社会を生み出していた。しかし、最後尾の車両に乗り込むカーティスは、平等な社会を取り戻すために、虎視眈々と革命の日を狙っていた。前方車両への扉が開かれた瞬間、カーティス率いる集団は前方車両へと突き進んでいく・・・。●監督ポン・ジュノ (『殺人の追憶』、『グエムル-漢江の怪物-』、『母なる証明』)●出演クリス・エヴァンス(『キャプテン・アメリカ』シリーズ、『アベンジャーズ』)、ソン・ガンホ(『殺人の追憶』、『グエムル-漢江の怪物-』)ティルダ・スウィントン(『ナルニア国物語』シリーズ、『フィクサー』)オクタヴィア・スペンサー(『ヘルプ~心がつなぐストーリー』)ジェイミー・ベル(『ジェーン・エア』、『リトル・ダンサー』)ユエン・ブレムナー(『トレインスポッティング』)ジョン・ハート(『裏切りのサーカス』、『ハリー・ポッター』シリーズ)エド・ハリス(『ヒストリー・オブ・バイオレンス』、『トゥルーマン・ショー』)●原作「LE TRANSPERCENEIGE」 ジャン=マルク・ロシェット、ベンジャミン・ルグランド、ジャック・ロブ●脚本ポン・ジュノ、ケリー・マスターソン(『その土曜日、7時58分』) 撮影:ホン・ギョンピョ(『ブラザーフッド』)●音楽マルコ・ベルトラミ(『ワールド・ウォーZ』、『ターミネーター3』) VFX:エリック・ダースト(『スパイダーマン2』)2013年/韓国、アメリカ、フランス/125分 配給:ビターズ・エンド、KADOKAWA
●公式サイト
http://www.snowpiercer.jp https://www.facebook.com/snowpiercer.jp
Twitter@snowpiercer_jp
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「現代中国映画祭2024」はどんな映画祭? どんな作品が観られる? 映画祭ディレクターが解説
映画.com / 2024年11月21日 19時0分
-
河合優実主演『ナミビアの砂漠』が日本映画初の快挙、バンコク世界映画祭で最優秀作品賞を受賞
エンタメNEXT / 2024年11月19日 14時27分
-
映画で見つめる、ヨーロッパ 「EUフィルムデーズ2024」12月14日から開催、全25作品上映
映画.com / 2024年11月11日 14時0分
-
「現代中国映画祭2024」開催決定! 4作品が日本初上映、奇才チュウ・ジョンジョン監督を特集
映画.com / 2024年11月8日 19時0分
-
ソン・ガンホ×パク・ジョンミン韓国初のバレー映画「1勝」が韓国で12月公開が確定
よろず~ニュース / 2024年11月2日 11時0分
ランキング
-
1美しいと思う「50代の女性芸能人」ランキング! 「天海祐希」を抑えた1位は?【全国約1万人調査】
オールアバウト / 2024年11月26日 8時35分
-
2斎藤工の“びしょ濡れセクシー”が後押しに?「海に眠るダイヤモンド」に上がる「水も滴るいい男」
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月26日 9時26分
-
3吉高由里子、茶髪変貌の〝サイン〟大河主演終え長期の充電期間突入か 昨年6月の熱愛報道もありプライベートに注目
zakzak by夕刊フジ / 2024年11月26日 6時30分
-
4【韓国スターの招聘に失敗】チョン・ヘインがTBS大作ドラマへの出演を辞退、企画自体が暗礁に乗り上げる危機 W主演内定の坂口健太郎も困惑
NEWSポストセブン / 2024年11月26日 7時15分
-
546歳になった「国民的美少女」にネット仰天「雰囲気変わりましたね」出産、離婚経て女優復帰
スポーツ報知 / 2024年11月26日 11時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください