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「二度起こしてはいけない」5人死亡事故から1年 犠牲者悼む 交通安全への誓い新たに 八雲町

STVニュース北海道 / 2024年6月18日 16時20分

北海道八雲町の国道で高速バスとトラックが衝突し、5人が死亡した事故から18日で1年が経ちました。

事故現場では犠牲者を悼む式典が開催され、交通安全への誓いを新たにしていました。

花を手向け、手を合わせる2人の男性。

事故にあった高速バスの運行会社の社員です。

(北都交通 佐藤晃彦取締役事業部長)「この時間も多くのバスとタクシーが稼働しており、大切なお客様の命をお預かりしている。決してあのような事故が起きないように、安全輸送を第一にこれからも取り組んでいきたい」

八雲町の国道5号では18日、事故が起きた正午ごろに札幌発函館行きの都市間高速バスが通過していました。

1年前の18日、八雲町野田生の国道5号で高速バスとトラックが衝突する事故が起きました。

この事故で、双方の運転手と乗客3人のあわせて5人が死亡、乗客12人が重軽傷を負いました。

死亡事故から1年を迎え、町の関係者や警察官などが事故現場に向かって黙とうを捧げました。

さらに、国道5号の歩道では、地元の人などおよそ170人が黄色い旗を持ってドライバーに交通安全を呼びかけました。

(八雲町 岩村克詔町長)「交通事故・交通安全。そういう思いで改めてしっかりと思うこと、多くの人に伝えるのが大事だと」

交通事故の発生を防ごうと、事故現場の付近では警察による速度の取り締まりも実施されました。

事故ではトラックが対向車線にはみ出してバスと衝突したとみられています。

警察は、運転手の体調不良を知っていたにも関わらず、当日に体調を確認せず、事故を未然に防ぐ措置を怠ったとして、勤務先の安全運転管理者ら2人をことし3月、業務上過失致死傷の疑いで書類送検しています。

トラックを所有する会社はー

(日本クリーンファーム 荒関邦彦事業所長)「亡くなった方に対してご冥福をお祈りしたいのと、入院されている方、遺族の方申し訳ありませんという気持ち。従業員の健康管理、安全運行に関して、今やっていることを確実に日々確認しながらやっていく。二度起こしてはいけない事故。そこに関しては取り組みたい」

5人が死亡する事故から1年。

八雲町では交通安全への誓いを新たにする1日となりました。

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