ウニ漁中の漁船4隻が転覆…4人が海に 88歳の男性船長が死亡北海道・利尻島沖合

北海道の利尻島沖合で6日朝、ウニ漁をしていた漁船4隻が相次いで転覆しました。4人が海に投げ出されましたが、このうち88歳の男性船長が死亡しました。

漁船が転覆したのは、利尻島沼浦展望台の約20メートル沖合です。

6日午前6時半すぎ、ウニ漁をしていた小型の漁船4隻が波に煽られて相次いで転覆しました。

4隻にはそれぞれ1人ずつ男性船長が乗っていて、4人が海に投げ出されましたが、このうち「ぬ4号丸」の工藤寿弘船長・88歳が搬送先の病院で死亡しました。

当時4人はいずれも救命胴衣を着用していて、他の3人は命に別条ありません。

海上保安庁によりますと、現場周辺は海岸に近く局地的に波が高くなっていた可能性があるということで、事故の詳しい原因を調べています。