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サップに乗り身動き取れなくなる 湖上で一夜 「天候が急変するとは…」 北海道・屈斜路湖

STVニュース北海道 / 2024年7月17日 20時6分

北海道・弟子屈警察署は7月17日、屈斜路湖でサップ(SUP)をしていた男性(43)が、一時行方不明になったが、無事発見したと発表しました。

男性は16日、親族に「屈斜路湖にサップ(SUP)ボードをしに行く」と伝え、午前10時ごろに和琴半島から出発しました。

男性は湖の中島を1周(約16キロ)して夕方に戻る予定でしたが、島の裏側で波や風が強くなるなど天候が急変したため思うように進めなくなったということです。

サップはサーフィンボードのような板の上に立ち、パドルを漕いで進むアクティビティで、身動きが取れなくなった男性は板に座って天候の回復を待ちながら、一夜を過ごしました。

日没になっても帰ってこないと親族から通報を受けた警察が、男性の車を発見し付近を捜索しましたが男性は見つかりませんでした。

夜明け前になり波風が弱くなったため、男性は湖岸の灯りを頼りに自力で出発した和琴半島に戻ってきたところを捜索隊に発見されたということです。

警察によりますと、男性はウエットスーツを着るなど装備に問題はなかったということですが、聞き取りに対し「天候がこんなに急変するとは思わなかった」と話しているということです。

警察は湖でのアクティビティは、天気予報や装備の確認と、早めの通報を心がけるなど注意を呼びかけています。

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