タオルかけられた高齢女性の遺体 死因は外傷性ショック 死体遺棄の男 事件と事故の両面で捜査

札幌市東区で２２日、母親とみられる遺体を自宅に遺棄した疑いで６４歳の男が逮捕されました。

死因は外傷性ショックで、警察は事件と事故の両面から捜査しています。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住む無職の高橋健一容疑者６４歳です。

高橋容疑者は札幌市東区の自宅寝室に、高齢女性の遺体を遺棄した疑いが持たれています。

警察によりますと、遺体は布団に横たわった状態で、タオルが掛けられていたということです。

調べに対し、高橋容疑者は「土曜の時点で死んでいたが、休日なので月曜に届け出ようと思っていた」などと話していますが、遺体を放置していたことは認めているということです。

また司法解剖の結果、女性の死因は骨盤骨折などによる外傷性ショックだったことがわかりました。

高橋容疑者は８０代の母親と二人暮らしで、警察は遺体は母親とみて身元の確認を急ぐとともに、事件と事故の両面から慎重に捜査しています。