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子どもはうれしい! 猛暑の影響で夏休みが5日間も長く…保護者は複雑 札幌市の小学校

STVニュース北海道 / 2024年7月25日 18時32分

終業式に臨む小学生の心はすでに夏休み?

札幌市東区の丘珠小学校も25日で1学期が終わりました。

26日から待ちに待った夏休み。

なんといっても、2024年は2023年より5日も長い夏休みです。

(1年生 堀川奨太さん)「バーベキューがしたいです」

(1年生 辻梨花さん)「(楽しみなことは)プールに行くことです」

夏休みが31日にも及ぶことになったのは…

2023年の記録的な猛暑が理由です。

道内の学校では熱中症対策に追われ、短縮授業や臨時休校が相次ぎました。

(札幌市立丘珠小学校 嶋本剛校長)「札幌も猛暑が激しくなっているので、子どもの安全も考えて期間が延びている」

暑さ対策として打ち出したのが、夏休みの延長。

ただ、小学生の子どもを持つ保護者の思いは複雑です。

(小学生の母親)「家にいても暇してるから(学校に)行ってはほしいけど、熱中症を考えたら仕方ないかなと」

(小学生の母親)「仕事もしているので、お弁当を用意していかなきゃいけない分、手間はかかる」

(小学生の母親)「お昼ご飯の用意とか家の仕事が増えるのは負担」

子どもたちを預かる学童保育も対応に追われています。

1年生~6年生まで50人以上の児童が通う札幌市東区の学童保育です。

(記者)「夏休み楽しみな人」

(児童)「はーい!」

(記者)「夏休み長くなってうれしい人」

(児童)「はーい!」

この夏休み中は5日間の延長期間も含めて、あさ7時からよる8時まで子どもたちを預かります。

共働き世帯の負担を軽減するためです。

(あおぞらクラブ児童育成会 中野範子理事長)「どう過ごすかということで、プラスアルファの5日間なので、イベントをつくってやっていく予定です」

熱中症対策も欠かせません。

気温が上がる日中はエアコンがある室内で過ごし、

涼しくなる夕方に外で遊ぶなど、子どもたちの安全対策には余念がありません。

熱中症対策と子どもの居場所づくりをどう両立するか。

札幌市はこうした長期休業のあり方が適切なのか、

児童・生徒そして保護者の意見を踏まえながら柔軟に対応したいとしています。

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