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記録的大雨・雨竜川氾濫から1週間…浸水した工場は?冠水したソバ畑は?再び現場を訪れた

STVニュース北海道 / 2024年7月31日 16時8分

先週、道北を中心に記録的な大雨となった被害から1週間が経ちました。

浸水した工場では一部の営業を再開しましたが、いまも片付けに追われるなど被害の爪痕は色濃く残っています。

鷹栖町で工場を営む高本裕也さんです。

作業を進めるそばには、いまだ稼働していない機械がー

1週間前、営業できないほどの大きな被害に見舞われました。

2024年7月24日、前線を伴った低気圧が道内を通過した影響で、道北を中心に記録的な大雨となりました。

住宅は合わせて8件が床上・床下浸水の被害をうけたほか、工場などの建物34件が浸水しました。

高本さんの工場にも水が入り込み、資材や機械が水没しました。

(ヒロヤ 高本裕也さん)「店はたたむしかないですよ。被害は1500万円くらい。本当にびっくりした。まさかこんなになるとは思わなかった」

あれから1週間…

水没した一部の機械は、部品を交換するなどして再び稼働させることができました。

被害額は当初の予想より少ない300万円ほどにとどまる見込みです。

しかし今も後片付けに追われ、完全復旧にはまだ時間がかかるといいます。

(ヒロヤ 高本裕也さん)「(業者など)みなさんのおかげで動いてよかったです」

今回の被害は、近くの川の水位が上昇した影響で排水できなくなり、低い土地にあった工場が浸水しました。

鷹栖町では再発防止のための対応を検討しています。

記録的な大雨は農作物にも深刻な被害をもたらしました。

深川市の農家・村上昌敏さんです。

(農家 村上昌敏さん)「見えている範囲は全部冠水しちゃった」

空知の北部を流れる雨竜川。

大雨の影響で氾濫し、濁流が襲いました。

村上さんの畑と水田も冠水。

収穫をおよそ1か月後に控えていたソバは、1割から2割が枯れてしまい、収穫できなくなりました。

2023年も雨竜川が氾濫し、ソバの収穫がほぼなかっただけに2年連続の被害は深刻といいます。

(農家 村上昌敏さん)「過去に例がない。収穫はないけど、また来年のことも考えないといけない」

大きな爪痕を残した記録的な大雨から1週間。

復旧に向けた取り組みが進む中、同じ被害を繰り返さないための対策が急がれます。

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