Uターンラッシュの新千歳空港で保安検査一時中断し混乱 制限エリア内店舗でハサミ紛失 北海道

2024年8月17日、北海道・新千歳空港の制限エリア内でトラブルが発生し、保安検査が一時中断しています。

北海道エアポートによりますと、保安検査場通過後の制限エリア内でハサミの紛失事案があり、保安検査の一時中断しているということです。午前9時30分ごろ、制限エリア内の店舗で業務のために使用するハサミが紛失していることが確認されました。現在、ハサミの所在は不明のままで、午前10時56分から制限エリア内にいる客や離陸に向けて滑走路上で待機していた飛行機に乗っていた客などが、保安検査のやり直しをするため、制限エリア外へ移動しています

北海道エアポートは、すべての客が制限エリア外へ出たことを確認次第、制限エリア内の安全確認を行う「クリーンチェック」を再度行い、完了後に保安検査が再開されるということです。

空港内のアナウンスによりますと、午後12時30分に再開予定だということです。

新千歳空港はお盆のUターンラッシュで混雑しています。ANA・全日空によりますと、北海道発の便の予約率は95.3％と8月17日がピークとなっているほか、その他の航空各社でも予約が埋まっている状況で、空港内は手荷物検査ができない利用客で混乱しています。