“未来のバス”未明の走行テスト 全長18メートル134人乗りの「連節バス」 札幌市
STVニュース北海道 / 2024年10月7日 16時9分
札幌市は「創成イースト」エリアで導入を検討している新たな公共交通システムのテストを実施しました。
「未来のバス」の実現に向け着々と準備が進んでいます。
(金澤記者)「2台のバスが連なったような形をした実験車両が、駅前通の交差点をゆっくり右折します」
まだ交通量が少ない明け方、全長18メートルのなが~いバスが札幌のマチを走ります。
福岡県で実際に運行している「連節バス」です。
札幌市は、連節バスを活用した「新たな公共交通システム」の導入を目指しています。
連節バスは、大通・すすきのエリアと新幹線・東改札口が設置される予定の「創成イースト」をつなぎます。
新幹線の札幌延伸で交通需要が増えることを見越した施策です。
札幌では連節バスの運行実績がありません。
そのため、5日の走行テストでは交差点を安全に曲がれるかなどを確かめました。
「連節バス」の中に入ってみるとー
(金澤記者)「一見普通のバスですが、車両の後部にもう一台分座れるスペースがあります。定員は通常のバスのおよそ2倍・134人だということです」
連節バスの特徴は「一度にたくさんの客を乗せられること」です。
普通のバスと同じ車線を走るため、路面電車のように新たにレールを敷く必要もありません。
(札幌市まちづくり政策局 和田康広公共交通担当部長)「今後の冬の環境でも走行テストをしたうえで社会実験に入っていきたい」
次世代の交通機関として注目される「連節バス」。
テストに使われたバスはディーゼル車ですが、導入が検討されているのは水素燃料で走る車です。
脱炭素社会の実現を目指す札幌市では、大型水素ステーションの建設や水素カートリッジを使った電動シェアサイクルの開発が進んでいます。
(札幌市まちづくり政策局 和田康広公共交通担当部長)「我々の取り組みが水素の利活用の取り組みをけん引するような、そんな象徴的なプロジェクトになることを期待している」
着々と準備が進む「未来のバス」。
札幌市は2030年度をめどに新たな公共交通システムを本格運行したい考えです。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
札幌市が導入目指す新交通システム「連接バス」がテスト走行
テレビ北海道 / 2024年10月7日 17時45分
-
街の景色が一変する?未来の札幌の街を走る連節バス「GXの象徴」準備着々 進む工事
HTB北海道ニュース / 2024年10月7日 16時35分
-
2030年度本格運行に向け「新公共交通システム」のテスト走行が始まる 札幌市
STVニュース北海道 / 2024年10月6日 7時17分
-
2台連なる「連節バス」未明の札幌で走行実験「右・左折いずれも運行の支障ない」水素で走る公共交通
HTB北海道ニュース / 2024年10月6日 0時21分
-
札幌中心部の公共共通をもっと便利に!「未来のバス」の姿!? 約120人輸送可能の“連節バス” 5日から札幌市内でテスト走行
北海道放送 / 2024年10月4日 21時45分
ランキング
-
1「芸能界引退なんて全然…」“不同意性交罪等の疑いで書類送検”ジャンポケ斉藤慎二(41)を独占直撃《性加害の事実について語った》
文春オンライン / 2024年10月7日 9時50分
-
2ロケバス内で女性に性的暴行容疑、ジャンポケ・斉藤慎二容疑者を書類送検…「軽率な行為で反省」
読売新聞 / 2024年10月7日 11時6分
-
3日本テレビの車両が民家の納屋に突っ込む事故 茨城・城里町
日テレNEWS NNN / 2024年10月7日 12時24分
-
4上皇后さま、仙洞御所で転倒 痛みあるため東大病院で検査
日テレNEWS NNN / 2024年10月7日 14時26分
-
5“害獣”アライグマが東京23区内でも急増中! 指を食いちぎる凶暴さ、感染症の恐れも…「繁殖力が強く家の屋根裏に棲みついてしまう」被害総額は4億円超
集英社オンライン / 2024年10月7日 11時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください