暴力団関係者を隠して、祭りで露店を出店 暴力団組長ら3人逮捕北海道函館市

北海道・函館西警察署は2024年10月8日、函館市の六代目山口組二代目大原組二代目鈴雅組の組長・八角博幸容疑者（58）と函館市内の男（58）、女（42）を詐欺の疑いで逮捕しました。

八角容疑者ら3人はことし8月、函館市で開催された「函館港まつり」で、露店経営者が暴力団関係者ではないとする虚偽の誓約書を祭り実行委員会に提出し、露店を出店する権利をだまし取った疑いが持たれています。

警察によりますと、3人は知人関係だったとみられていて、おでんなどの飲食物を提供する露店を営業していたということです。

警察は暴力団への捜査や会場での視察を行うなかで逮捕に至りました。

警察は3人の認否を明らかにしていませんが、動機や詳しい犯行状況、余罪などについて捜査を進めています。