金づちと粘着テープ「自分で買った」男が供述 札幌の強盗致傷事件“金に困って闇バイトに応募”

札幌市豊平区で１０月５日に起きた強盗致傷事件で、逮捕された男が犯行に使った金づちなどを「自分で買った」と供述していることが新たに分かりました。

千歳市の建築作業員、鈴木陸容疑者２５歳は５日、札幌市豊平区の住宅に押し入り、住人の男性の手足を粘着テープで縛るなどしてけがをさせ、現金３万円を奪った強盗致傷の疑いが持たれています。

警察によると、鈴木容疑者は「ガラスを金づちで割って入った」と供述していて、犯行に使った金づちや粘着テープなどについて「自分で買った」と供述していることが新たに分かりました。

鈴木容疑者は「金に困って闇バイトに応募した」とも供述しています。

犯行時、鈴木容疑者はスマートフォンで何者かと通話していて、警察は指示役とやり取りしていた可能性もあるとみて、首都圏で連続発生している闇バイトを通じた強盗事件との関連も慎重に捜査しています。