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「目標を達成することができた」 岩倉苫小牧市長の退任セレモニー 市の公式キャラに激励も

STVニュース北海道 / 2024年11月5日 17時43分

北海道・苫小牧市役所で11月5日、岩倉博文市長の退任セレモニーが開かれました。

苫小牧市民や市の職員らがロビーに集まり、岩倉市長に対し「18年間ありがとうございました」と横断幕を掲げ、感謝を伝えました。

岩倉市長は「最初のころは結構きつい、ハードな仕事でしたが、市職員の頑張りもあって、途中から少しずつ流れが出来てきて、具体的な形が見えてきた18年間だった。市民の皆さん、並びにしっかり支えていただいたそれぞれの皆さんのおかげで目標を達成することができた。このことについて心から感謝申し上げたい」と挨拶し、岩倉市長の隣で見守っていた苫小牧市の公式キャラクター・トマチョップには「これからトマチョップには今まで以上に働いてほしい。トマチョップも頑張って」と激励し会場の笑いを誘いました。

岩倉市長は、苫小牧市出身の74歳で、衆院議員を1期務めたあと2006年の市長選で初当選、現在5期目を務めていましたが、2023年11月7日、出張先の韓国・仁川国際空港で、入国審査を受けるため待機していたところ不整脈で倒れ、一時意識不明となりました。

韓国の集中治療室で治療を受け意思疎通できるまでに回復、その後自宅療養を続け、2024年2月からは公務に復帰したものの、10月には肺炎を患い入退院を繰り返していて、10月28日に退職届を提出していました。

岩倉市長の退職に伴う苫小牧市長選挙は12月1日に告示、12月8日に投開票されます。

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