コロナにインフル、マイコプラズマも!“三大感染症”にご用心…札幌市でも患者急増
STVニュース北海道 / 2024年12月11日 18時33分
冬はさまざまな感染症が流行しやすい季節です。
2024年はインフルエンザと新型コロナにくわえて、マイコプラズマ肺炎の患者も急増しています。
3つの感染症に対してどのような対策をしたらよいのでしょうか。
札幌市中央区のクリニックです。
風邪の症状などを訴え、受診する患者が多く訪れていました。
いま、ある感染症が増えていると言います。
(小泉呼吸器科・内科クリニック 小泉眞院長)「長引く咳、熱が出る人も多い。特に6~7歳から14歳くらいまではかなり多い印象がある」
マイコプラズマ肺炎は発熱や倦怠感などの症状で発症し、せきが長く続く特徴があります。
札幌では2024年の1医療機関あたりの患者数が60人にのぼっていて、過去10年で最も多くなっています。
(小泉呼吸器科・内科クリニック 小泉眞院長)「こういう風に気管支の周囲に影が集まる。潜伏期は2~3週間と言われているが、もっと早い印象がある。家庭内で子どもがかかって数日から1週間くらいで自分(親)もかかった人もいる」
注意が必要なのはマイコプラズマ肺炎だけではありません。
(小泉呼吸器科・内科クリニック 小泉眞院長)「新型コロナがずっと流行していたので、その間マイコプラズマがあまり出てなかった、インフルエンザも。これがおそらく今回爆発的に起こってきた理由」
インフルエンザの感染も拡大していて、札幌市によりますと、12月1日までの1週間で1医療機関あたりの患者数は7.98人と大幅に増加。
さらに、新型コロナウイルスの患者数も増加傾向にあり、3つの感染症の流行が懸念されています。
マチの人たちも感染症を身近に感じていると言います。
(北広島市民)「熱も出ないし鼻水とせきだけ。病院に風邪だと思って行ったらコロナですと言われた」
(札幌市民)「マイコプラズマとか胃腸炎とか。アルバイトをしているが、塾の生徒がけっこうかかっている」
札幌市は、日ごろからの感染対策が大切だと呼びかけます。
(札幌市保健福祉局保健所 前木孝洋さん)「せき症状がある時はマスクを着用する、石けんを使った手洗いなど基本的な感染対策を実施してもらう。地域の流行状況に注意しながら情報を集めてほしい」
年末年始など人が集まる場所へ出かける機会が増えるこれからの時期。
体調管理に気をつけながら行動することが大切です。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
“普通の風邪”が5類感染症に なぜ? 生活への影響は? せき症状増加も薬が足りない…感染症の同時流行で【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年12月10日 21時22分
-
【トリプルデミックに警戒】3つの感染症が同時に流行!?インフルエンザはすでに近畿で流行期 "かなり頑固な咳"が出たらマイコプラズマ肺炎かも 医師に予防策を聞く!
MBSニュース / 2024年12月10日 13時16分
-
【感染症】連続感染の恐れも 同時流行の「インフルエンザ」「手足口病」「マイコプラズマ肺炎」に注意 福岡
FBS福岡放送ニュース / 2024年12月6日 18時30分
-
この冬は「トリプルデミック」に注意!マイコプラズマ肺炎・インフルエンザ・新型コロナウイルスの同時流行
ABS秋田放送 / 2024年11月29日 17時50分
-
流行中のマイコプラズマ肺炎 医療ビッグデータで2019年からの患者数推移などを抽出
Digital PR Platform / 2024年11月14日 11時0分
ランキング
-
1裁判員「中立の立場で考えた」=無罪判決後に会見―和歌山地裁
時事通信 / 2024年12月12日 18時11分
-
2被告の母、遺族に謝罪も「通報しなくてよかった」 札幌ホテル殺人
毎日新聞 / 2024年12月12日 19時22分
-
316歳をコンビニ強盗容疑で逮捕…額に拳銃のようなものを突きつけ「レジの金、全部出せ」
読売新聞 / 2024年12月12日 15時45分
-
4「十分お話伺う機会なかった」宮内庁長官、秋篠宮さまご発言巡り反省述べる
産経ニュース / 2024年12月12日 15時16分
-
5両親の執念で3度目刑事裁判 長野中3死亡事故、無罪見直しか 13日に最高裁弁論
産経ニュース / 2024年12月12日 20時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください