信号待ちの消防車に“蹴り”！足回り損壊させた男の供述「タイヤを蹴ったつもりだが」 札幌市

札幌・中央警察署は2024年12月16日、器物損壊と公務執行妨害の疑いで、札幌市白石区の無職の男（61）を逮捕したと発表しました。

男は16日午前11時前、札幌市中央区南4条西6丁目で、消防車の右前輪の足回りにある「タイヤハウス」と呼ばれるスペースを蹴って損壊し、職務の執行を妨害した疑いが持たれています。

警察によりますと、消防車は緊急出動中ではないものの業務途中で、信号待ちをしていたところ、歩道を歩いていた男が路上に出てきました。

男は消防車に乗っていた男性運転手に対し、何らかの理由で文句を言い始めましたが、運転手が危険であることを注意をすると、男が消防車のタイヤハウスを蹴ったということです。

消防車に同乗していた職員が「歩行者に絡まれて車を蹴られた」と警察に通報し、駆け付けた警察官に現行犯逮捕されました。

調べに対し男は「タイヤを蹴ったつもりだが、どこに当たったかわからない」と容疑を否認しているということです。