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岩見沢で積雪100センチ 市内交通は麻痺状態が続く

STVニュース北海道 / 2024年12月17日 6時51分

12月のこの時期としては記録的な大雪となっています。

岩見沢市では路線バスが運休となっているほか市内の高校で臨時休校となるなど影響が続いています。

( 吹雪)「ノイズ~♪」

道内はきのう、強い寒気が流れ込んだ影響で、岩見沢市では午前2時に102センチの積雪を観測し、平年のおよそ3倍の雪の量となりました。

積雪100センチ超えたのは観測史上2番目に早いということです。

市内では除排雪が追い付かず生活に影響が出ています。

( 石黒記者)「駅前にある通りなんですが道幅が狭く車がすれ違うのも一苦労な状況です」

雪山が道路を狭め車が行き交うことが困難に―市内では先週末から路線バスすべての4路線について運休と復旧を繰り返しています。

このため一部で運休が続いていてきょう以降も雪の状況によっては運休の可能性があるということです。

またこの影響で岩見沢東高校・岩見沢西高校ではきのう臨時休校となりました。

( 除雪作業)「ガ―!!!!」

岩見沢市ではなぜ除排雪が追いついていないのでしょうか?市によると除雪の体制は例年通りだということですが、この早い時期に予想外の大雪が降ったことが今回の運休に繋がったと言います。

(岩見沢市役所除排雪対策本部山田甲二 主幹)「ここまでの雪が12月にくるっていうのはここ数年なかった」「1日でも早いバス路線の復旧を目指して取り組んでいるところでございます。」

市民の生活に大きな影響を及ぼす大雪―除排雪が追いつかない中、多くの人が雪かきで疲労困憊の様子です。

(岩見沢市民)「いやいやもう大変ですわ」「きのうの夜をやって朝もやって もうずっと雪かきだらけですね」

こうした中札幌市東区の小売店では雪かきを快適にするある物が売れていると言います。

(ワークマンプラス札幌美香保店道貝花菜 副店長)「防水が強くなっていますそれで蒸れにくいのでけっこう雪かきとかにも使えるかなと思います。」

特に雪かきにおすすめというのがこの防寒着です。

内側にメッシュ加工が施されているため長時間の雪かきで汗をかいても蒸れにくく、さらに裾にゴムがついているので隙間から冷たい空気や雪が入りにくい構造となっています。

また、手の甲まで防水加工がされ、外側がゴム素材の手袋は雪かきスコップの柄をしっかりと握ることができます。

一式身につければ暖かく快適に雪かきができるといいます。

( ワークマンプラス札幌美香保店 道貝花菜 副店長)「価格もありますけど1番は暖かさを求めている人が多いと思います」「よりよい商品で価格も安価な値段であったかく冬を過ごしていただければと思います」

本格的に雪かきのシーズンがやってきた道内。

きのうは冷え込みも強まり札幌は午前6時半ごろ氷点下5.6度を観測。

今シーズン一番の寒さとなりました。

このほかきのう午後5時現在でむかわ町穂別で氷点下20.5度、厚真で氷点下18.7度を観測し、道内169地点で最高気温が氷点下となり寒い1日となりました。

きょうも断続的に雪が降り続き、夕方までに日本海側の多いところで20センチの雪が降る予想です。また冷え込みもあすにかけて強まる見込みです。

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