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物価高で迎える年末年始 魚介類は軒並み値上がり 一方で約5割安い食材も…狙い目は? 北海道

STVニュース北海道 / 2024年12月25日 11時36分

様々なものの価格が上がっているいま、物価の最前線で働くみなさんにいまの傾向を伺いました。

札幌市豊平区のスーパーです。

物価高が続く中、年末年始に需要が高まる食材の価格はー

(吉本水産精肉部 今井芳博部長)「牛肉の価格は去年と変わりはない。1月いっぱいは変わらないと思う」

“ごちそう”のイメージがある牛肉は価格が安定している一方。

Q.豚肉の価格は?

(吉本水産精肉部 今井芳博部長)「豚肉に関しては(去年と比べて)1.5割くらい値上がりしている。豚バラ肉の引き合いが多くて(特に)価格が上がっている」

47都道府県の中で最も豚肉の消費量が多い道民にとって厳しい状況が続いています。

しかし嬉しい情報もー

(吉本水産精肉部 今井芳博部長)「国産鶏肉は(去年と比べて)1割くらい安くなっている。去年は鳥インフルエンザが流行して、ことし(影響は)そんなに大きくない」

外国産の鶏肉も年明けから価格が下がる可能性があるということです。

この時期食卓に並ぶ機会が増える魚介類はー

Q.マグロの価格は?

(吉本水産月寒店 嶋村謙一店長)「去年よりは(100gあたり)100~200円高いんじゃないですかね。輸入や保管のコストなど上がっているのが一番大きい」

さらにー

(吉本水産月寒店 嶋村謙一店長)「エビはサイズも小さくなって値段も上がっている」

Q.どれくらい値上がり?

(吉本水産月寒店 嶋村謙一店長)「例年より2~3割高い。獲れていないというのもある。作り手の人員不足もあると思う。甘エビも(去年は500g)1300円くらいで売っていたが、いまはもう1800円で売っている」

甘エビやボタンエビも軒並み価格があがっているそうです。

そんな中、年末年始に買う機会が増える食材でねらい目なのが、数の子だといいます。

(吉本水産月寒店 嶋村謙一店長)「(数の子は)安いものもちらほら出てきている。500gで1000円くらいで買えるものも出てきている」

数の子は例年と比べて5割程度価格が下がっているものもあるということです。

年の瀬が迫ると年末年始に欠かせない食材は需要が高まるため、在庫がなくなったり価格が上がる可能性もあるということです。

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