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新たに係留部分の破損確認 えい航作業はさらに延期へ 修理と補強を優先 函館タンカー座礁

STVニュース北海道 / 2025年1月9日 12時2分

燃料の重油が漏れ出しているのが見つかった、北海道函館市沿岸のタンカー座礁事故で、新たに係留部分に破損が確認されました。

タンカーを岩場から引き出す作業は10日以降となる見通しです。

(東海林記者)「さんわ丸を岩場から引き出す作業はきょうは見送られましたが、船内ではあすの実施に向けた準備作業が進められています」

函館市の恵山岬沿岸で座礁し、8日に燃料の重油が漏れ出しているのが見つかったタンカーの「さんわ丸」。

新たにタンカーの係留設備に破損が確認されました。

函館海上保安部によりますと、9日は破損した部分の修理と補強のほか、重油を他のタンクに移し替える作業にあたるということです。

これまでに新たな重油の流出はなく、岩場からタンカーを引き出す作業は10日に実施することにしています。

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