家の中でも寒暖差が発生 室内でのヒートショックに注意! おすすめ対策グッズとは
STVニュース北海道 / 2025年1月9日 19時11分
本格的な冬を迎え、冷え込む日が続いています。
心配されるのが、急激な温度変化で起きるヒートショックです。
実は、家の中にいても「室内寒暖差」と呼ばれる温度変化に注意が必要です。
寒暖差対策にも力を入れている家具メーカーです。
(ニトリ厚別店 原巧一さん)「いまおすすめの商品がこちらです。人感センサーと加湿器の両方の機能がついていて、あたためつつも加湿をしてくれる」
冷え込むこの時期に売り上げを伸ばしているのがこちらのヒーター。
人の気配を感知して自動で電源が切れる機能や加湿機能も備え付けられています。
(ニトリ厚別店 原巧一さん)「風呂あがりは寒暖差がでてしまうと思うので、そのようなところに置いていただければ」
こちらは寒暖差で起きるヒートショックついて、兵庫県の消防が作成した動画です。
あたたかい風呂場から寒い脱衣所などに入ると、急激な温度変化で失神や心筋梗塞などを引き起こす危険性があります。
このように家の中で起きる温度変化を「室内寒暖差」といいます。
ほかにも暖房が部屋全体にいきわたらない場合や、就寝時の布団内と室内との温度差などに注意が必要です。
(森永記者)「室内寒暖差の対策に有効なのはカーテンです。こちらの商品は生地と生地の間に樹脂シートが入っていて、外の冷たい空気をブロックすることができます」
生地に樹脂シートが挟み込まれたこちらのカーテンは、断熱性が高く冷たい外気を防ぐ効果があります。
実は、カーテンは室内を保温するうえでとても重要な役割を果たします。
大手電機メーカーの実験でも、カーテンの設置で窓からの熱の流出が26パーセント減少するという結果となりました。
大切なことは隙間をつくらないこと。
冷気の入り口を遮断することで暖房費の節約にも繋がります。
対策はほかにもー
(森永記者)「この毛布はそでを通すことができるので、寝ながらスマートフォンを操作していても身体を温めることができます」
そでを通すための穴が空いている毛布で、その名も「スマホ毛布」です。
就寝前のスマートフォンの操作時はもちろん、寝返りをうったときも毛布が体から離れないため、高い保温効果が期待できます。
専門家はヒートショックを防ぐためにも、暖房への意識を変える必要があると指摘します。
(東京大学大学院工学系研究科 前真之准教授)「普段いる部屋だけあたたかいというよりは、ヒートショックの予防で大事なのは家の中で温度差がないこと。寒さに強い生き物ではないので、家の中でいつでもどこでもあたたかいというのは贅沢ではない。その認識を変えないといけない」
快適な空間を安全な空間にー
適正な温度管理で危険から身を守ることが大切です。
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